少年ジャンプのギャグ漫画、ラストどうなった? 「実は知らない」3作の最終回
『ジャガーさん』の最終回は?
![ジャガーの衣装を忠実に再現した実写版。髪型と合わせてインパクトが凄い。画像は『ピューと吹く!ジャガーTHE MOVIE Special Price [DVD]』(リパブール)](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2023/04/20230413-gyag-02-211x300.jpg)
3作目は同じく、うすた京介先生の『ピューと吹く!ジャガー』。10年にわたる長期連載となり、ジャンプのギャグマンガ枠を長く占拠していました。アニメ化だけでなく実写映画化、ゲーム化までされているのが特徴です。本作はピヨ彦(酒留清彦)が謎の音楽講師・ジャガージュン市に振り回される不条理ギャグマンガ。青春のモラトリアムを感じる空気の中、パワーのある奇人が周囲を振り回していく展開が魅力です。
しかしその最終回はなんとSFホラーのような展開でした。謎のバトル展開から一転すると父親との会話の後、唐突にジャガーが「かつら」だったことをさらし、その坊主頭にピヨ彦は仰天します。
そして「これも蒸れるんだよな、暑いからぬいじゃお」と、間髪空けず顔の皮まで剥いでみせるジャガー。バリバリ剥がれた皮の隙間からはなぜか光が溢れています。ピヨ彦の絶叫が宇宙に響きわたり、そのままジャガーの素顔を見せないまま、作品は完結しました。
ある意味では人の皮をかぶったエイリアンが正体を見せたような展開で、奇人ジャガーの正体不明っぷりに拍車が掛かる最終回です。この展開、不条理ギャグ過ぎてどう受け取ればいいのか困惑した人も多いのではないでしょうか。
●時代と共にあるギャグマンガ
「ギャグ」には時代性が反映されます。昔はみんながウケてゲラゲラ笑っていた作品でも、現在では昔ほどウケないかもしれません。「ギャグ」は時代とともにあります。これからのギャグマンガはどんな形になっていくのか、行く末を見守っていきたいものです。
(レトロ@長谷部 耕平)




