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イメージと違う? 「髪色」を知って驚いたキャラ 原作ファン「予想外すぎ」

マンガは基本的に白黒の世界で、センターカラーや、単行本表紙、アニメ化によって初めて髪色が分かることもあります。なかには想像していたイメージと違うキャラもいるようで、「おまえそんな髪色だったのか!」と驚くことも。今回は、ネット上で反響のあったキャラの「髪色ギャップ」を紹介します。

アニメ化されてびっくり?

蔵馬がジャケットに描かれた『幽☆遊☆白書 Vol.2』DVD(ハピネット)
蔵馬がジャケットに描かれた『幽☆遊☆白書 Vol.2』DVD(ハピネット)

 マンガは基本、モノトーンの世界なので、キャラの髪の毛や服装の色彩は、なんとなくのイメージでしかつかめないものです。そして、単行本の表紙や、センターカラー、アニメ化されてキャラに色が入ったときに、「おまえそんな髪色だったのか!」と驚くことも少なくありません。今回は、ネット上で反響のあった、キャラの「髪色のギャップ」を紹介します。

 最近、髪色でギャップがあったキャラクターとして、多くの名前が挙がっていたのが、『ONE PIECE』の「ワノ国編」で登場したキャラクターたちです。「ワノ国の人間」ということで、黒髪、白髪をイメージしていた人が多かったようで、ネット上では「光月日和(水色)、黒炭オロチ(紫)は黒、狂死郎(水色)は白だと思ってたんだけど……」「ワノ国にしてはカラフルな髪色だった」との声が上がっています。

 特に光月日和の「水色の髪色」にギャップを感じた人が多く、「日和は完全に黒髪イメージだったわ」「日和は黒髪でいてほしかった」といった声があります。水色の髪といえば、アラバスタ王国王女・ビビが思い浮かびます。「ビビと同じ髪色なのは何かの伏線なのか?」との声もありました。

 2023年4月からアニメが放送中の『【推しの子】』でも、髪色のギャップが発生したようです。ネット上では、メインキャラの黒川あかねの髪色について「てっきり茜色だと思ってた」との声が出ています。あかねの髪色は単行本の5巻表紙でも描かれていますが、アニメに登場した黒川あかねの、濃紺の髪色が一部で話題になりました。

 茜色は有馬かなの髪の毛がそれに近いため、キャラの識別の意味で違う髪色にしたのかもしれません。黒川あかねと有馬かなはライバル関係にあり、「同色にするよりも相反する色にしたかったのでは?」との意見も出ていました。

 また、懐かしいキャラでは、『幽☆遊☆白書』の蔵馬について「完全に黒色でイメージしてたら、アニメで赤系になっててビックリした」との声があります。ただ、「蔵馬を赤髪にしたのは大正解」「赤毛で驚いたけど黒より良くなってると思った」「バラと合ってた」と好評の声が優勢です。

 その他、「『かぐや様は告らせたい』の藤原千花って、原作では白髪っぽいのにアニメでだいぶピンクになってたね」「『斉木楠雄のΨ難』がたまにジャンプの表紙になると、斉木がピンク髪で、そのたびにビックリしてた」「『聖闘士星矢』の瞬は、暖色系かと思ったら緑だった」「『ジョジョ』のキャラはカラー絵ごとでも髪色かなり変わるから、何が来てももう動じない」「『MAJOR2nd』の眉村道塁、原作だと絶対金髪には見えないトーンなんだけど」「『ぼくたちは勉強ができない』のキャラは全体的に髪の毛の色がショック」と、いろんな作品のキャラが挙げられています。

 色を多彩にしないとキャラの見分けがしづらくなるので、カラフルさはある程度必要ですが、アニメであまり変えすぎると原作ファンにとっては違和感が発生してしまうため、難しいところです。

(マグミクス編集部)

【画像】『幽白』実写版、舞台版の蔵馬は「赤髪」? ちょっと違う色?(3枚)

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