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【特撮】シン・仮面ライダー第2号のコスプレ再現度が話題 「もはやレプリカレベル」

2023年7月31日、千葉県・幕張メッセにて開催された世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル 2023[冬]」にて、シン・仮面ライダー第2号を披露したプロのマジシャン・メイガスさんを発見。あまりにクオリティーが高くて注目を集めた本人に、こだわりと制作秘話を聞きました。

本物と見間違える?

シン・仮面ライダー第2号に扮するメイガスさん(X: @ConjurerMagus)/撮影:乃木章(X:@Osefly)
シン・仮面ライダー第2号に扮するメイガスさん(X: @ConjurerMagus)/撮影:乃木章(X:@Osefly)

 2023年7月30日、千葉県・幕張メッセにて、世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル 2023[夏]」が開催されました。同イベントはプロ・アマ問わずに制作したフィギュアなどを展示・販売できることから、衣装・造形にこだわったコスプレを披露するコスプレイヤーを多く見かけます。

 プロマジシャン(イリュージョニスト)のメイガスさんもそのひとりで、シン・仮面ライダー第2号のコスチュームを自作して参加しました。マジシャンのため手先が器用だとはいえ、電動シャッター付き変身ベルト、ライトアップする目、開閉する口元のマスク、独自のシルエットなど、まるで職人級の再現度です。

 メイガスさんの本職はマジシャンで、これまで地上波ゴールデンタイムのバラエティー番組や紅白歌合戦にも出演していますが、コスプレは今回のシン・仮面ライダー第2号が初めての挑戦だそうです。

 自作コスチュームでのコスプレをしようと思った理由については「マジックだけでなく映像作品も好きで、今年の春に『シン・仮面ライダー』を観て感激しマスクを作り始めました」と明かします。

 武蔵野美術大学出身のためか、「それっぽい」では満足できず、「レプリカレベル」にするため、『シン・仮面ライダー』の劇中プロップの展示会に、自分のマスクを何度も持ち込み、比較しつつ作業したというこだわりぶりです。「劇中同様にクラッシャー(顎)が自動開閉し、目の発光とサウンドも内蔵しています。ベルトのシャッターも開閉します」という徹底した仕上がりとなりました。

 苦労の末に完成したコスチュームを見て、コスプレイベントに挑戦してみたくなったメイガスさん。「ワンフェス」に参加を決めたのは、同じくマジシャンでコスプレイヤーとしても活躍する、まゆろんさんに勧められたからだそうです。今後もコスプレ機会はあるのでしょうか。

「これほどすごいイベントが1日だけなのはもったいない!と感じました。来年も、さらにあっと驚くコスチュームで参加しようと思っています」

(乃木章)

【画像】カッコよすぎ! シン・仮面ライダー第2号の圧巻コスプレを見る(13枚)

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