実写映画『ゴールデンカムイ』の見どころは? 「透明感の暴力」山田杏奈がブレイクの予感
人気マンガ『ゴールデンカムイ』が、実写化されました。原作キャラの再現度の高さで注目を集めているのが、アシリパ役の山田杏奈さんです。「透明感の暴力」と評されたこともある、山田さんのアイヌ少女への同化ぶりは大きな見どころです。はたして実写版では、スケールの大きな冒険談のどこまでがドラマ化されるのでしょうか。
アイヌの埋蔵金をめぐる冒険アクション

累計発行部数は2600万部を突破した野田サトル氏の大ベストセラーコミック『ゴールデンカムイ』の実写映画の公開が、2024年1月19日(金)と近づいてきました。
明治時代末、日露戦争から生還した元陸軍兵の杉元が、アイヌの少女・アシリパを相棒に、アイヌの埋蔵金を探すという冒険アクションものです。冬の北海道を舞台に、鶴見中尉が率いるくせ者ぞろいの陸軍第七師団、土方歳三ら旧新撰組の一派たちとの間で、壮絶なバトルが繰り広げられることになります。
大ヒットシリーズ「キングダム」に主演する山崎賢人さんが「不死身の杉元」を演じるほか、顔に傷を負った鶴見中尉を玉木宏さん、凄腕の狙撃手・尾形を眞栄田郷敦さん、伝説の剣豪・土方歳三を舘ひろしさん、と豪華なキャストが集まり、北海道、山形、長野などで長期ロケを行なった大作です。
試写を観た上での、実写映画『ゴールデンカムイ』の見どころを紹介します。
橋本環奈、浜辺美波に続く「第三の女」
2018年からはTVアニメ化もされ、大ブームを呼んだ『ゴールデンカムイ』には多くの見どころがありますが、今回の実写映画で注目を集めているのはアシリパ役の山田杏奈さんです。本作のヒロインであるアシリパは、原作では12~13歳ぐらいという設定です。埼玉県生まれの山田さんは2024年1月8日(月)に23歳の誕生日を迎えますが、劇中では見事にアイヌの少女になりきってみせています。
弓矢を放つシーンの凛とした表情は、目力の強さで知られる山田さんならではのもの。R15指定の復讐バイオレンス映画『ミスミソウ』(2018年)に主演した際には、「透明感の暴力」と内藤瑛亮監督から評されています。純真なアイヌの少女ながら、狩猟スキルに優れたアシリパ役は、まさに適役です。
演技力に定評のある山田さんは『ミスミソウ』のほかにも、麻雀に燃える女子高生たちを描いた『咲 Saki』(2017年)、岡崎京子原作の『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020年)などのマンガ原作の実写化映画に出演してきました。しかし、マニアックな作品への出演が多かったせいか、まだ大ブレイクには至っていません。
最近の実写化映画のヒロイン枠は、『キングダム』(2019年)の橋本環奈さんと『シン・仮面ライダー』(2023年)の浜辺美波さんにキャスティングが集中していましたが、2024年は「第三の女」として山田杏奈さんが大いにクローズアップされるのではないでしょうか。





