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『ナウシカ』王蟲の声の正体が衝撃的 予想外な著名人に「…え?」「正体知って鳥肌立った」

2024年3月11日に公開40周年を迎える『風の谷のナウシカ』では、物語の重要な存在である「王蟲」という生き物が登場します。この王蟲の鳴き声を担当していたのは、ファンも驚きの意外な人物でした。

「王蟲の鳴き声」は人間の声じゃない!

画像は怒りで目が赤くなった王蟲 (C)1984 Studio Ghibli・H
画像は怒りで目が赤くなった王蟲 (C)1984 Studio Ghibli・H

 2024年3月11日に、スタジオジブリの代表作ともいえるアニメ映画『風の谷のナウシカ』が公開40周年を迎えます。本作品に登場する、大きな身体にいくつもの目を持つ「王蟲(オーム)」というインパクトのある生き物の鳴き声を担当していたのは、意外な著名人でした。スタジオジブリ作品には『ナウシカ』以外にもエンドロールで驚きの声があがったキャストが多数見受けられます。

 そもそもスタジオジブリ作品では、普段は声優としての仕事をしていない著名人が担当することも少なくありません。『風の谷のナウシカ』を制作したスタジオジブリの前身「トップクラフト」でも、そのようなケースが見受けられました。

 作中で王蟲の鳴き声を担当したのは、日本を代表するロックバンド「BOOWY(ボウイ)」のギタリストである布袋寅泰さんです。正確には、布袋さんは声の出演ではなく、ギターの演奏で王蟲の声を担当しています。このことについて布袋さんは、2011年に自身のTwitter(現X)で、『風の谷のナウシカ』の音楽を手がける久石譲さんから「ギターで泣いてくれ」と頼まれたというエピソードを明かしていました。

 SNS上では、この事実を知ったファンから「王蟲の声が布袋さんのギターだったと知ったときの衝撃は忘れられない」「まさかギターの音だったなんて」などの驚く声のほか「『ナウシカ』の公開が84年なら、BOOWYがブレイクするより前なのでは?」と、若かりし頃の布袋さんのギターに思いを馳せる声も見受けられました。

 また、2023年に公開されたスタジオジブリ最新作の『君たちはどう生きるか』でも、意外な著名人が出演したことで、多くの反響がありました。その人物は主人公である眞人の前に現れる不気味な青サギ「サギ男」の声を担当した、俳優であり歌手の菅田将暉さんです。菅田さんといえば、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞のほか、数々の賞を獲得した実力派俳優として知られています。

『君たちはどう生きるか』は、作品が劇場公開されるまでに事前情報をほとんど公開しないという戦略をとっていました。そのため視聴者は、作品のあらすじも登場するキャストも知らないまま、先入観なしに映画を観ることになったのです。作中でサギ男の出番はかなり多くありましたが、その声を担当したのが菅田さんだとは気付かなかったファンも多かったようです。

 さらに、SNS上では「サギ男はまさに菅田将暉の『怪演』だった」「渋くて味のある声を出していて、サギ男をしっかり体現していた」など、菅田さんの演技力に対して称賛の声があがっていました。

 このようにジブリ作品のなかには、視聴者を驚かせ、わくわくさせるような要素がたくさんつまっています。今後スタジオジブリがどのようなペースで作品を発信していくのかは分かりませんが、次回作も楽しみに待っていたいものです。

(LUIS FIELD)

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