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実は凄腕だった? 「宇宙刑事」シリーズ全作に出演した大山小次郎の大出世(?)

続編ではついに銀河連邦警察の一員に!

 そんな津軽なまりで丸眼鏡がトレードマークの小次郎を演じたのは、鈴木正幸さんでした。鈴木さんは、1979年の『3年B組金八先生』から始まった「桜中学シリーズ」の大森巡査役でも知られています。2011年まで続いた「桜中学シリーズ」の全作にレギュラー出演したのは、鈴木さんだけでした。

 1982年『3年B組貫八先生』では、『ギャバン』と放送時期が被っていた期間もある人気俳優で、鈴木さんは金曜夜のブラウン管でお馴染みの顔だったのです。ふたつのシリーズで、津軽なまりのキャラクターを押し通しました。

 その後、小次郎がまさかの大出世を遂げたことが分かるのが、『シャイダー』終了から約30年ぶりに制作された続編Vシネマの『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』(2014年)です。

 小次郎はエネルギー研究所の所長を経て、銀河連邦警察のサイバー犯罪捜査官に就任し、2代目ギャバンの十文字撃の後方支援をしていました。『シャイダー』が終了した頃の小次郎は宇宙刑事の正体を知らなかったはずなのに、どこでどんな経緯から銀河連邦警察に加入したのかは一切分からずじまいです。

 銀河連邦警察は『ギャバン』時代からの小次郎の能力を見抜き、スカウトしたのかもしれません。約30年の時を経てようやく、小次郎の能力は正統に評価され、本領を発揮できたようです。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「相変わらずの眼鏡」「すごいポジションにいる」 これが30年経って大出世した『宇宙刑事』大山小次郎の姿です(3枚)

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