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後継作品ではラスボスに! ライダーたちの「迷惑」な相手「アポロガイスト」登場50年

時代を超えて平成の世にもよみがえった「アポロガイスト」

『仮面ライダーディケイド』でもずいぶんと「迷惑」だった。バンダイ「掌動-XX 仮面ライダー7」 (C)2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)石森プロ・東映
『仮面ライダーディケイド』でもずいぶんと「迷惑」だった。バンダイ「掌動-XX 仮面ライダー7」 (C)2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)石森プロ・東映

 前述したアポロガイストのような存在は、昭和に放送したほかの「仮面ライダー」シリーズ作品にはあまり見られません。『仮面ライダーストロンガー』の「タイタン/百目タイタン」くらいでしょうか。

 むしろ普段は人間の姿で、変身して戦闘形態になるというパターンは、「平成ライダー」シリーズ以降の敵キャラクターでよく見られるようになります。もっとも、敵キャラクターながら変身後の姿は「仮面ライダー」の類である、という点が特徴的でしょうか。

 そのような「平成ライダー」シリーズで、アポロガイストは別人として復活していました。平成ライダーシリーズの第一期を締めくくった『仮面ライダーディケイド』での登場です。

『ディケイド』では、変身前の人間体に「ガイ」という名前があり、「大ショッカー」という悪の組織の大幹部でした。部分的には『X』での設定を引き継いでおり、まったくの別人というよりも、本来の世界とは違う、別の世界のアポロガイストとなっています。

 人間体のコスチュームはほぼ一緒ですが、変身後は時代に合わせてスタイリッシュな姿にアレンジされました。『ディケイド』の終盤には、『仮面ライダーキバ』の敵である「ファンガイア」の力を得て「スーパーアポロガイスト」へとパワーアップしています。

 このスーパーアポロガイストは、TV版『ディケイド』の最後の敵となりました。そういう意味では、途中で退場した『X』以上に見せ場が用意されたといえるかもしれません。また、『X』とは別口のファンが生まれたことでも知られています。

 それは平成版アポロガイストを演じたのが、俳優の川原和久さんだった点が大きいかもしれません。川原さんはご存じの方も多いと思いますが、人気ドラマ『相棒』において長年に渡り、「警視庁刑事部捜査一課7係巡査部長 伊丹憲一」役を演じてきたことで広く知られています。

 この『相棒』での知名度も、人気の獲得にひと役買っていることでしょう。加えて『ディケイド』でのアポロガイストは、自身を「迷惑な存在」と称し、語尾に「~(な)のだ」とつけるのが口癖という、オリジナルから新たな味付けがなされており、これも大いに受け入れられていました。ちなみにこの口癖は、『X』第16話での「俺は貴様を殺すまでは何度でも生き返る。貴様にとっては迷惑な相手なのだ」というセリフから拡大解釈されたのでしょう。

 時代を超えて愛されるアポロガイストは、「仮面ライダー」シリーズにおける元祖ライバルキャラクターとして、今後も出番があるかもしれません。少なくとも筆者的には昭和版、平成版ともに魅力あるキャラクターとして印象的でした。

(加々美利治)

【画像】「えっ…異様にかっけぇ!」造形作家の竹谷隆之氏によるアレンジでめっちゃスタイリッシュな「アポロガイスト」と「Xライダー」をチェックする!(10枚)

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