『マクロス7』バサラ、ミレーヌ、ガムリンの三角関係はどうなった? くっついたのは誰と誰なのか
はっきりとした決着はつかなかった『マクロス7』

ただしここで問題になってくるが、「ダイヤモンド・フォース」の隊長を務めるパイロット「ガムリン・木崎」の存在です。ミレーヌの母親である「ミリア・ファリーナ・ジーナス」に将来を見込まれたガムリンはミレーヌとお見合いをし、お互いに好意を抱くようになっていきます。
なお、当時のイラストには、バサラがミレーヌと祝福されているシーンと、ガムリンとミレーヌが祝福されているという、似たような構図のものが存在しています。このときバサラとミレーヌを見送るガムリンは泣いており、ガムリンとミレーヌを見送るバサラはギターを手にして何か曲を奏でているように見えます。ガムリンの気持ちは分かりやすいのですが、バサラはすべてを歌に託すので、何を歌っているのか分からないと、何ともいえないのが残念です。しかし少なくとも、バサラなら必ず、戦友と戦友の新たな旅路を祝福する曲を奏でているでしょう。そういう男です。
なお、肝心のミレーヌの気持ちですが、かなりバサラに傾いていたようです。2016年に開催されたイベント「『マクロスΔ(デルタ)』放送直前!『マクロス』ゼントラ盛りトークショー Powered by dアニメストア」に登壇したミレーヌ役の声優である櫻井智さんは、「当時ミレーヌはバサラとガムリンのどちらが好きなのか、どっちなんだろう?」と思いながら演じていたことを告白しています。「最終的にはバサラが好きだったんですよね?」と尋ねられた河森正治監督は「ミレーヌの気持ちは強かった気がしますが、バサラがああいう人ですから、なかなか届かないかもしれません」と回答しており、ミレーヌはかなりバサラのことが好きだったと説明してくれました。
しかしバサラは歌に全てを捧げた人間のため、たとえ好きでも自分からミレーヌに告白することはなかったのでしょう。つまり、すべてはミレーヌがバサラに全力で想いを伝え、捕まえるか。それとも自分を好きだと言ってくれるガムリンとくっつくか、ミレーヌに選択権が完全にゆだねられていたというわけです。
果たしてミレーヌはどのような選択をしたのか、いつかその結末が明かされる日が来ることと、楽しみにしようではありませんか。もしかしたらあれからずっと、三角関係は続いているのかもしれません。
(早川清一朗)



