最終回はキレイだったのに「ラスボス復活」? 続編で賛否割れた平成仮面ライダー作品
復活したラスボスが無罪放免

●『仮面ライダービルド』
2017年に放送された『仮面ライダービルド』では、3国に分割された日本を舞台に、天才科学者の主人公「桐生戦兎/仮面ライダービルド」が各国の争いに巻き込まれ、暗躍する首謀者の宇宙人「エボルト」と対峙していくことになります。エボルトは、数多くの星を破壊してきた一族の生き残りで、強大な再生能力と知能を持つ強敵です。
最終局面で戦兎と仲間たちは、彼らのいる世界と別世界を融合させた「新世界」を作りだすことで、エボルトの存在自体を消し去るという大胆な作戦に挑みます。そして、見事に計画は成功し、エボルトを消滅させて平和を取り戻しました。
しかし、2019年に制作されたVシネマ『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』では、平和を取り戻したはずの新世界に、エボルトの兄「キルバス」が新たな脅威として現れます。そして、世界の危機となるなか「万丈龍我/仮面ライダークローズ」が持つエボルトの遺伝子から、消えたはずのエボルトが復活を果たし、キルバスに対抗するという目的のために協力するのです。
最終的に、エボルトと万丈が融合して新たなフォームとなり、キルバスを打ち倒して地球の危機を回避します。ところが、復活したエボルトは地球に危害を加えない約束で放免され、失った力を回復するため宇宙に姿を消しました。
この展開に対し、「エボルトを復活させて放置するのは最悪すぎる」「本編におけるライダーたちの苦労を帳消しにした」と、複雑な感情を抱くファンが見受けられました。最終回で倒したはずのラスボスが再び登場し共闘、さらに放免される展開は、多くの視聴者が納得できなかったようです。
(LUIS FIELD)


