『聖闘士星矢』は今もアツい! 「冥闘士」主役に「海将軍」復活?ファン必見の新展開
かつて日本じゅうを沸かせた名作『聖闘士星矢』の熱気は世界中にも広がり、いまだ勢いが止まりません。現在も連載中の『聖闘士星矢』作品のいくつかに注目してみました。
ブームから40年、派生作品が増えていく『聖闘士星矢』

1980年代後半にマンガとアニメで大ヒットした『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』は、すでに物語は完結していますが、今もファンの熱気が強く、話題になることも多い作品です。しかも、現在いくつかの派生作品が連載中ということをご存じでしょうか。
『聖闘士星矢』は車田正美先生が「週刊少年ジャンプ」で1986年から1990年まで連載していたマンガです。その後、TVアニメが1986年から1989年まで放送され、オモチャの大ヒットと合わせて一大ブームとなりました。
TVアニメ化されなかった部分も、のちにOVAとして映像化されます。これによってアニメでも完結に至ったのですが、その後に続編や派生作品がいくつか製作されました。
そのなかでも原作者の車田先生自ら、「週刊少年チャンピオン」でフルカラー掲載という異例の展開で執筆したのが、正統続編ともいえる『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』です。2006年から2024年にわたって不定期連載として掲載されていました。
さらに、この続編として現在、『聖闘士星矢THEN廃墟の花』が連載中です。どうやら物語はまだ終わりというわけではないようです。
本伝である車田先生の描く『聖闘士星矢』に注目が集まるのは当然でしょうが、実は他の作者さんによる派生作品も多くあり、現在でもいくつか連載されていることをご存じでしょうか。そのなかには本伝とは違った魅力を持つ作品もいくつかありました。
主役は転生した冥闘士?
「チャンピオンRED」にて2021年から連載されているのが『聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング』(脚本:サイトウケンジ先生、作画:上田信舟先生)です。本作最大の特徴は「高校生の異世界転生もの」という現代風ジャンルをミックスした作品であるというところでしょうか。
さらにいえば、主人公サイドは原典では敵役だった「冥王ハーデス」配下の「冥闘士(スペクター)」で、主人公は「天猛星ワイバーン」の冥闘士「時任翔一郎」となっています。この翔一郎の双子の弟である「時任惣次郎」が「双子座(ジェミニ)」の黄金聖闘士(ゴールドセイント)であり、宿命に従って兄と戦うというのが当初の物語でした。
もっとも、この世界のハーデスは傍観を決めて地上支配を今のところ望んでいません。そのため、本来なら戦う宿命の聖闘士と冥闘士の間で大きな戦いは起こらず、むしろ事件の黒幕である第三の敵に対して協力関係に近い状態にあります。
今のところ戦いの場も私立グラード国際大学の付属高校がほとんどで、学園もので日常パートも描いている部分が特異な点かもしれません。また女性闘士が多いのも特徴で、原典とは性別の違うキャラクターが何人かいます。






