マグミクス | manga * anime * game

実写版もアニメ版も「まさに本人」だったキャラ 「この発想はなかった」「二刀流かよ」

マンガのメディアミックスにおいて、キャスティングは作品の完成度を左右する非常に重要な要素です。なかには、実写版とアニメ版の両方で同じ方が同じ役を演じ、「どちらもハマり役」と絶賛された作品もあります。

あの大物声優がまさかの実写作品にも登場

福原遥さんのフォトブック『gift』の1ページ(講談社)
福原遥さんのフォトブック『gift』の1ページ(講談社)

 2025年9月5日から公開され高い評価を集めている映画『ヒックとドラゴン』は、2010年のオリジナルのアニメ映画で主人公の父「ストイック」の声を当てていた俳優のジェラルド・バトラーさんが、実写で同役を演じており、その再現度が絶賛されています。日本でも、人気マンガのアニメ版と実写版の両方で同じ人物が同じ役を担当し、その完成度の高さでファンを驚かせたキャラもいました。演者の声も見た目も完璧だった、奇跡的なキャラを振り返ります。

●『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』子安つばめ(演:福原遥)

 赤坂アカ先生の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、秀才が集う「秀知院学園」を舞台に、両思いでありながら相手から告白させようとする生徒会副会長「四宮かぐや」と生徒会長「白銀御行」の頭脳戦を描いた人気マンガです。2019年にアニメ化され、同年に実写版の映画も作られました。

 アニメ版では、生徒会会計「石上優」が片思いしている人気キャラ「子安つばめ」の声を、福原遥さんが担当し、話題になりました。アニメ放送当初は、女優としての印象が強かったため意外に思う声もありましたが、「普通にうまくて有名どころの声優かと思った」と高い評価を受けています。

 その後、実写版映画2作目『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』(2021年)で福原さんはつばめ役を演じ、ファンから「ビジュアル、声、仕草、雰囲気が完璧で、再現度が高かった」と絶賛されています。福原さん自身も、「アニメだけでなく実写にも出演することが出来るなんてすごく光栄」と、同じ役を演じられる喜びを語っていました。

●『トリリオンゲーム』功刀(演:津田健次郎)

 人気マンガ『トリリオンゲーム』(原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一)は、ふたりの青年がゼロから起業して大企業を築いていく物語です。同作は2023年にドラマ化されたのち、2024年にはTVアニメが放送され、2025年2月にはドラマの続編の映画も公開されました。

 あらゆる事業に挑戦している主人公たちは、ネットTV事業を立ち上げて、「東京瓦TV」からプロデューサーの「功刀(くぬぎ)」を取り込みます。この功刀役を実写版、アニメ版ともに演じたのが、近年、声優だけでなく俳優としても数々の作品に出演している津田健次郎さんです。

 原作の功刀は整った顔立ちではないため、実写版では「イケメン化している」との声もありましたが、津田さんの演技力は高く評価されました。ドラマの後にアニメ化が発表されたため、「これはドラマに続いて津田さんに演じてもらうしかないでしょ」と期待する人も多く、キャストの発表時は多くのファンから喜びの声があがっています。声優、俳優、両方で活躍する津田さんならではの配役といえるでしょう。

●『銀魂』長谷川泰三(演:立木文彦)

 実写化成功例としてよく名前があげられる『銀魂』(原作:空知英秋)は、架空の江戸時代を舞台に、主人公「坂田銀時」らが繰り広げるドタバタコメディ-や人情話を描いた作品です。映画2作のほか、2018年に配信されたdTVオリジナルドラマ版『銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-』では、驚きのキャスティングが話題になりました。

 ドラマ第3話「幾つになっても歯医者はイヤ篇」では、原作で人気の「マダオ」こと「長谷川泰三」役を、アニメで同役の声を担当してきた立木文彦さんが演じています。当初、立木さんはオファーを受けたとき、喜びと同時に不安もあったものの「自分に声がかかったということは、そのまんま感を求められているんだろう」と考え、実写版に挑んだそうです。

 立木さんはビジュアルはもちろん、細かい所作に至るまでみごとにマダオを再現しており、ファンからは「マダオが実在している」「映画の続編があればぜひ再出演してほしい」と、絶賛の声があがっています。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「もともとこんな似とったんかい」 こちらがあり得ないくらいの再現度だった「声優による実写版」です

画像ギャラリー

1 2

LUIS FIELD関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

アニメ最新記事

アニメの記事をもっと見る