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『ばけばけ』しばらく登場してない「三之丞」役俳優(23)が変貌とげて視聴者衝撃 「更生ルートは?」「撮影終了か」「孤独死…」

朝ドラ『ばけばけ』では、問題児・三之丞がしばらく登場せず、視聴者も心配していたようです。そんななか、彼を演じる板垣李光人さんが衝撃の姿に変貌しました。

冬の間ずっと石を積んでいたのか

雨清水三之丞役を演じる、板垣李光人さんのプロフィール写真
雨清水三之丞役を演じる、板垣李光人さんのプロフィール写真

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え、「再話文学」の元ネタとなるさまざまな怪談を語った、妻・小泉セツがモデルの物語です。

 同作の第12週は主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が、未来の夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」に大好きな「怪談」を語って距離を縮め、最後には元夫の「山根銀二郎(演:寛一郎)」から松野家に手紙が届くなど、怒涛の展開が描かれました。

 メインふたり以外にも、ヘブンと距離を置いてしまった「錦織友一(吉沢亮)」や、怪談「水あめを買う女」を語った大雄寺の住職(演:伊武雅刀)などいろんなキャラが話題になるなか、しばらく登場せず視聴者が心配しているのが、トキの弟「雨清水三之丞(演:板垣李光人)」です。

 トキから毎月10円の生活費を貰いつつ、母「タエ(演:北川景子)」には「社長になった」とウソをついている三之丞は、第10週47話で仕事も探さず、寺で毎日のように石を積んで過ごしていることが明らかになりました。三之丞が出てきたのはこれが最後で、物語は1890年の冬から1891年の春先まで進んでいます。

 SNSでは

「冬を越えて春が近づいてきているようだが、三之丞はどうしているのか。いまだに『社長』にもなれず身動きも取れず、お寺の隅で石を積んでいるのだろうか」

「銀二郎さんが再登場でうれしいと同時に、そういえば三之丞は今どうしてるんだっけ?…まだ石積んでんのかな…?小さい仕事でいいから働いて自信をつけて欲しいよ」

 と、彼の現在が気になって仕方ない視聴者の声も出ていました。

 そんななか、三之丞役の板垣李光人さんが、12月18日に自身のInstagramで「金髪」になった姿を披露し話題を呼んでいます。板垣さんは「富士山に負けじと、板垣の髪も雪化粧です 冬だね」とコメントしているだけで、髪色を変えた理由は語られていません。

 また、三之丞の母・タエ役の北川景子さんは17日に、X(旧:Twitter)で「バタバタしていて忘れていましたが、今週12週の出演はありません。来週13週も私は出演はありません」とつぶやいていました。タエの登場がないなら、13週目は三之丞の出番もなさそうです。

 板垣さんの金髪は一時的なものである可能性もありますが、視聴者からは「あの髪色では、もう撮影終わりだよね」「三之丞が更生する物語やってくれないの?」「リヒトくんがブリーチして金髪になっててめっちゃ動揺してるんですけど、三之丞もう撮了なの…? 早くない…? 彼の人生にどう落とし前つけるの…? 独りで死ぬなよ…?」といった、心配の声も出ています。

 三之丞のモデルである小泉藤三郎さん(小泉セツさんの2歳下の弟)は、ろくに働かずにセツさんの仕送りに頼り、さらに小泉家の先祖代々の墓所を売り払って、八雲さんの怒りを買った人物でした。彼は晩年はセツさんたちの前に姿を現さず、1916年に孤独死しているのを発見されたそうです(享年45歳)。

『ばけばけ』放送開始後、こういった史実の情報が有名になったため、三之丞を心配する視聴者は後を絶ちません。さすがに朝ドラでは同じ展開にはならないと思われますが、早く彼の現状を知りたいところです。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)

(マグミクス編集部)

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