『ばけばけ』視聴者が1番心配してた「三之丞の今後」「史実」が話題に モデルと同じ「最悪の結末」の可能性は消えた?
連続テレビ小説『ばけばけ』では、トキの弟・三之丞の成長が話題になりました。
何もしてなかった三之丞がついに

NHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲さん(ラフカディオ・ハーン)と、彼に多くの怪談を語った妻・小泉セツさんをモデルにした物語です。
第19週94話では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」の実弟「雨清水三之丞(演:板垣李光人)」が話題になりました。トキが実母「タエ(演:北川景子)」の家を訪れていた時に、三之丞は疲れ果てて帰宅します。
これまで何もせずトキから生活費を貰って生きていた三之丞でしたが、最近は荷下ろしの仕事をしているようです。さらに、三之丞は自分の賃金からわずかながらトキにお金を返しました。
三之丞の成長に関して、SNSでは感動の声があふれています。また、
「これは、三之丞くんは史実と違う道を歩くのかな」
「史実と違って三之丞いい子に育ってる…!」
「良かった。三之丞が史実のどクズと違って働いてるしお金も返してる!!!えらい!」
「史実だと三之丞は死ぬまでだらくそな人間だけど、ばけばけの世界では素敵な青年に成長して良かった」
「三之丞働いてたし、母上に甘えられてて感動しちゃったね!モデルになった史実の人みたいなことにはならなさそう!」
といった、「史実からの変更」を喜ぶ人も多数いました。
三之丞のモデルとなったのは、小泉藤三郎さんという人物で、1984年のNHKドラマ『日本の面影』では、柴田恭兵さんが演じています。藤三郎さんは史実ではまともな定職につくこともなく、姉・セツさんからの仕送りで遊んで暮らしていました。
さらに、セツさんとハーンさんが松江を離れていた間に、藤三郎さんはお金に困って小泉家代々の墓を売り払ってしまいます。セツさんたちは、1896年の夏に松江に帰省した際にそのことを知りました。
その後、藤三郎さんは1900年の夏に東京のセツさんたちの家を訪れ、生活を援助してもらおうとしますが、墓の件を許せずにいたハーンさんに追い返され、セツさんからも縁を切られて東京を去ります。それから16年後、藤三郎さんは松江の小泉家本家の近くにあった空き家で、孤独死しているのが発見されました。
『ばけばけ』の放送が始まってから、上記のような史実の情報が広まっていたため、三之丞はろくに働かないまま野垂れ死にしてしまうのではないか、と心配していた方が多かったようです。まだトキの夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」からの支援がなければ、タエとふたりで暮らすのは難しそうですが、今後の三之丞のひとり立ちに期待が集まります。
※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」
参考書籍:『父小泉八雲』(著:小泉一雄/小山書店)、『八雲の妻 小泉セツの生涯』(著:長谷川洋二/潮出版社)
(マグミクス編集部)
