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『ばけばけ』急に出番増えた錦織の弟・丈は熊本編以降のキーパーソン? モデルを見ると「兄超えてるかも」

NHK連続テレビ小説『ばけばけ』では、ヘブンの友人・錦織の弟、丈に注目が集まっています。

ものすごい秀才兄弟だった

錦織の弟・丈役の杉田雷麟さんプロフィール写真
錦織の弟・丈役の杉田雷麟さんプロフィール写真

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『骨董』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。

 第19週95話では、熊本の第五高等中学校(現:熊本大学)に赴任するため、「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」が松江を去りました。見送りに来られなかったヘブンの親友「錦織友一(演:吉沢亮)」が、最後に喀血したことも衝撃でしたが、錦織の弟「丈(演:杉田雷麟)」がまだヘブンから学びたいと自分も熊本に行くと決めたことも話題を呼んでいます。

 錦織のモデル・西田千太郎さん(1862年生まれ)は結核にかかり、1897年3月に34歳の若さで亡くなりました。体調の問題でラフカディオ・ハーンさんの見送りに行けなかったのも、史実通りです。そんな彼には15歳年下の精さん(1877年生まれ)という弟がおり、彼は松江始まって以来の秀才と呼ばれた兄に負けず劣らずの優秀な人物でした。

 兄・千太郎さんは家庭の事情で松江中学中退となりましたが、精さんは勉学を続けて東京帝国大学の工科大学土木工学科卒業を卒業しています。また、精さんはラフカディオ・ハーンさんが赴任していた時期とは異なるものの、実際に第五高等学校(1894年に第五高等中学校から改名)に進学していました。

 そんな精さんは工学博士として九州帝国大学の教授となり、さらに松江市の上下水道局の公式HPで

「水道完成後の大正14年頃には給水人口の増加により、送水能力不足がおこり夏期には断水または給水制限をするようになった。そこで松江市雑賀町出身の九州帝国大学教授の西田精に拡張事業の助言を受けた。拡張事業はろ過池の増設と送水配水管の増設を行なった」

 と、故郷のインフラ整備に貢献した実績が紹介されています。

 これまでヘブンの生徒のひとりとして影が薄かった丈ですが、ここ最近は出番が増えており、モデルの人物の出世を考えても後半の重要な人物となりそうです。今後は兄が叶えられなかった帝大に進むという夢を実現できるのかも、注目が集まります。

 ハーンさんは1894年まで熊本五校で務め、神戸での新聞記者の仕事を挟んで、1896年9月から東京帝国大学英文学科の講師として働き始めました。時期的に丈が成長して帝大に受かれば、松江中学、熊本五校と続けてヘブンの教え子になるのかもしれません。今後に注目です。

※本文の一部を修正しました。(2026.2.13 11:10)

(マグミクス編集部)

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