尾形のチタタプは登場確定!実写映画2作目『ゴールデンカムイ』再現してほしいけど「カット」あり得る場面
『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル)は壮絶な展開のさなかでも、さりげないギャグを織り交ぜる作風が魅力です。2026年3月13日に公開される実写版映画2作目の『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』では、あの緊迫感のなかに散りばめられた小ネタがどこまで再現されるのかにも注目が集まっています。
前作の完成度の高さなら今回もきっと

どんな修羅場でもギャグを織り交ぜるのが、人気マンガ『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル)の真骨頂です。原作屈指の激戦として名高い、「網走監獄襲撃編」も例外ではありません。2026年3月13日(金)公開の実写版映画2作目で描かれる同エピソードには、緊迫した攻防の合間に思わず笑ってしまう小ネタが散りばめられています。限られた上映時間のなかで、どこまで再現されるのでしょうか。
※この記事では、『ゴールデンカムイ』の実写化されていない原作エピソードにも触れています。ネタバレにご注意ください。
●谷垣と白石の婚姻(?)シーン
原作では金塊をめぐる旅のなかで、家族を装っていた「谷垣源次郎(演:大谷亮平)」とアイヌの女性「インカラマッ(演:高橋メアリージュン)」が恋仲へと発展します。そして網走監獄突入直前の決起会では、アイヌの少年「チカパシ(演:青木凰)」が「本当の家族になれば?」とふたりの背中を押し、アイヌ式の求婚を促す場面が描かれました。
その風習は「男が半分食べた飯の器を女に渡し、女が残りを食べると婚姻が成立する」というものです。谷垣がチカパシを制止したためその場では成立しませんが、すぐ後にふたりは互いの想いを確認し合い、谷垣は「時が来たら俺から改めて半分食べた飯の器をインカラマッに渡す」と約束します。
ところが、そうした感動的なやり取りの直後、酔っぱらった脱獄王「白石由竹(演:矢本悠馬)」が、谷垣の飯に箸をつけてしまうのです。アニメでもこの場面は、「谷垣ニシパと白石の婚姻が成立したんだが?」と視聴者の間で話題になりました。
●土方の威を借りる門倉
網走監獄での作戦決行前、主人公「杉元佐一(演:山崎賢人)」一行は、内通者である看守部長「門倉利運(演:和田聰宏)」とともに作戦を練っていました。決行日は門倉が当直のため、杉元は舎房の合鍵を用意する策や、看守の銃に細工を施す案などを提示しますが、門倉はことごとく却下します。
ついに堪忍袋の緒が切れた杉元が「『出来ねえ』じゃねえよ やるんだよ」と睨みつけ、門倉もメンチを切る一触即発の空気が漂いました。ところがその実、門倉は「土方歳三(演:舘ひろし)」の後ろに隠れながら土方の袖をしっかり握っています。門倉のビビりな一面が露呈した瞬間でした。
原作ファンの間でも人気の高いこの一幕は、アニメ版では惜しくもカットされました。ベテラン俳優の和田さんが門倉を演じる実写映画でこそ、この絶妙な間と門倉の小心ぶりを再現してほしいところです。
●「あーッあーッ!」
もっとも緊張が走る網走監獄潜入中でも、唐突なギャグの手は緩みません。敵の陸軍第七師団の爆撃によって独房が出火し、杉元たちの侵入の目的である「のっぺら坊」が異変を知らせようとする場面もそのひとつです。
のっぺら坊(ニセモノ)は舌がなく、言葉を発することができませんでした。そのため「あーッ」と叫んで必死に火が出ていることを訴えますが、杉元たちに気付いてもらえないどころか、「うるせえ」と一蹴されてしまいます。しかし出火に気付いた瞬間、その場にいた全員が「あーッ」と叫ぶ事態になりました。
一連のくだりはアニメ第23話でも描かれ、提供クレジットではこの場面を用いて、杉元たちがエンディング主題歌を歌っているかのような演出まで加えられています。徹底的に遊び倒された迷シーンだけに、実写版でどのように料理されるのか気になるところです。
そのほか網走監獄に行く前の盲目のガンマン「都丹庵士」との戦いでは、暗闇のなかでヒロイン「アシリパ(演:山田杏奈)」が、杉元本人かどうかを尻の穴で判別するという衝撃的な場面も描かれました。実写化のハードルはきわめて高そうですが、それでもわずかな期待を抱いてしまうのは、『ゴールデンカムイ』という作品の底力ゆえかもしれません。
すでに解禁されている場面写真では、「アシリパに見守られながらチタタプをする『尾形百之助(演:眞栄田郷敦)』」、「尾形に得意げに『ッピュウ☆』と指を向ける白石」、「『鶴見篤四郎(演:玉木宏)』中尉に顔に落書きをされている『宇佐美時重(演:稲葉友)』上等兵」などのシーンが、再現されていることが確認できます。そのほかの場面にも期待です。
※「アシリパ」の「リ」、「インカラマッ」の「ラ」、「チタタプ」の「プ」は小文字
(ハララ書房)

