『フリーレン』『推しの子』アニメ続編はどうなる? 原作話数から読み解く演出と展開
【推しの子】アニオリでラスト変更を望む声も多いが……?

『【推しの子】』3期は、「アクア」の意外なひと言におどろく「ツクヨミ」というギャグ調の展開で今期を終えていました。ハードな展開の多かった今期を締めくくるには、ちょうどいい「笑い」で締めくくったといえるでしょう。
しかし、この後の展開はギャグを挟みながらもよりハードな展開を見せ、やがてビターな結末を迎えることは、原作を読んだ人なら誰しもが憂慮していることだと思います。TVアニメ第4期『Final Season』への不安と期待は、原作既読のファンならではのことかもしれません。
今回放送された第3期は、原作マンガでは第81話から第127話までをアニメ化しています。これまで『推しの子』は第1期も第2期も原作40話を1クール分にしていたことから、第3期はかなり詰め込んだ内容でした。そのため、アニメでカットされた原作エピソードもいくつかあります。
おそらくアニメ4期は、第127話(アニメ化されてない部分)から最終話(166話)までとなるでしょう。計算すると原作約40話分で、第4期を濃密に描くために第3期は少々駆け足になったといえるかもしれません。
この第4期にかけるファンの希望は大きく分けて2点あります。そのひとつが、「原作とは違った最後を見てみたい」という思いです。前述したように『推しの子』の結末には複雑な感情を抱く声も少なくないため、アニメオリジナルの演出や改変に期待する意見も耳にします。
もうひとつは、連載時にはなく単行本のみに掲載された「おまけマンガ」のアニメ化です。ここでは一部のキャラクターの「その後」が描かれており、映像にしてほしいという意見もあるようです。
『Final Season』はまだ放送時期も発表されていないことから、数年先のTV放送になることでしょう。そう考えると、ファンの声が大きければ制作スタッフの心を動かす可能性もゼロではないでしょう。『推しの子』は作中でもたびたびSNSを取り上げていることから、ファンの声は重要な鍵になるかもしれません。
(加々美利治)



