『鬼滅の刃』でアニメの面白さを再確認した人へオススメ 近年の名作3選
『鬼滅の刃』でアニメの面白さを再確認した人にオススメしたい近年の名作を3作品ご紹介します。ストーリーの本筋とコメディタッチなシーンのバランスがよく、飽きずに見やすい作品を集めました。
目標へと突き進む高校生たちを描く、笑いあり涙ありの冒険ストーリー

ついに最終巻が発売され、引き続き原作、劇場アニメともに大ヒットとなっている『鬼滅の刃』。元々は普段マンガを読む層や深夜アニメを楽しむ層からの熱い支持から広まった作品ですが、今や日頃そういった作品に触れる機会の少ない人たちからも注目されています。
せっかく盛り上がりを見せている今、アニメの面白さを再認識した人にもっとアニメを見てほしい……! そこでこの記事では、『鬼滅の刃』でアニメの面白さを再確認した人にオススメしたい近年の名作を3作品ご紹介します!
●『宇宙よりも遠い場所』

ひとつめは、女子高生たちがさまざまな思いを胸に南極へと向かう様子を描いた『宇宙よりも遠い場所』。マッドハウス制作によるオリジナル作品で、2018年1月~3月に放送されました。
本作品の主人公は、失敗を恐れてしまう性格を変えたいと思っている女子高生・玉木マリ(通称:キマリ/CV:水瀬いのり)。ある日、その第一歩として学校をずる休みし、一人旅に行くことを決意。しかし結局は怖くなって普通に登校してしまいます。そんなキマリの前に現れたのが、ひたすらアルバイトをしてお金を貯め、南極へ行くと豪語している同じ高校の女子・小淵沢 報瀬(こぶちざわ・しらせ/CV:花澤香菜)。キマリはそんな報瀬の生き方に感銘を受け、自らも一歩踏み出すべく一緒に南極へと行くことを約束します。
「南極に行く」という目標に向かって突き進み、それを叶えていくキマリや報瀬たち。しかしその過程では、他人の心ない言葉や態度に幾度となくさらされます。かわいらしく描かれる女子高生たちの奮闘だけでなく、そうした人間の嫌な部分、弱い部分も描かれることで、作品の深みがぐっと増しています。そのすべてに注目し、最後まで見届けてほしい作品です。
●『彼方のアストラ』
ふたつめは、惑星キャンプに行くはずだった高校生たちの遭難から帰還を描く『彼方のアストラ』。ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載されていた同名のマンガ(著:篠原健太)が原作です。アニメは2019年7月~9月に放送されました。
本作品の舞台は、西暦2063年の世界。ある日、主人公であるカナタ・ホシジマ(CV:細谷佳正)たちが通うケアード高校で、「大自然の中、生徒だけで5日間を過ごす」ということを目的とした惑星キャンプが実施されることに。しかしそこに、謎の球体が現れて――。
球体に飲み込まれた生徒たちは、5012光年先の宇宙に放り出されてしまいますが、幸運にも宇宙船を発見。どうにか一命を取りとめ、「アストラ号」と名付けた宇宙船でさまざまな星を経由しながら帰還を目指すことに。でもこの事故の背景には、ある“秘密”があったのです。生徒たちが事の真相を解き明かしながら、立ちはだかる幾多の壁を乗り越えていく様子は必見です!