「休載」が長すぎる名作マンガ3選。ハードワークの漫画家を応援したくなる…?
現在も休載で「記録更新中」、大人気のバトルマンガ
●『HUNTERxHUNTER』

最後は、冨樫義博先生の代表作にして、言わずと知れた人気バトルマンガ『HUNTERxHUNTER』。とにかく休載が多いマンガとして知られています。
1998年に「週刊少年ジャンプ」で連載をスタートしましたが、2年目の時点ですでに3割ほどの休載がありました。その後エスカレートしていき、休載期間が1年以上となることも増えていきます。現時点でも2018年12月から休載が続いており、本作における最長の休載記録を更新している状態です。
休載の原因としては、腰痛や精神的な問題、完璧主義者だから、ゲームにハマったから、など、さまざまな理由がささやかれていますが、現在の連載で描かれている「暗黒大陸編」はかなり複雑な展開となっており、ストーリーを組み立てるのに時間とエネルギーがかかるということもあるでしょう。
本作は連載が再開されると、ネットニュースやSNSが「お祭り状態」となるほどの話題を集めます。これだけ注目度が高いということは、それだけ作品が「面白い」ということでもあります。天才と呼び声高い冨樫先生が生み出す物語の続きが読める日を、ファンは、気長に楽しみに待っていることでしょう。
(古永家啓輔)