ジャンプ作品の“物語中に亡くなったキャラ”4人 最期のセリフが胸を打つ
マンガやアニメ作品で描かれる、物語中に登場人物が亡くなってしまうシーン。その際、感動的な最期に、心に残るセリフを残して亡くなるキャラクターが多い印象です。今なお語り継がれる、衝撃的な最期を迎えたキャラクターを4人ピックアップしてご紹介します。
「ジャンプ」作品のなかでもトップクラスのインパクトを残したキャラたち

「このキャラクターには死んでほしくなかった……」
「好きなキャラクターが亡くなってショックだった……」
好きなマンガ・アニメ作品で、そんな経験を持つ読者の方は少なくないと思います。主要キャラクターだったのに、まさかのタイミングで“最期”を迎え、感動的なセリフを残して亡くなるシーンは強く印象に残ります。
この記事では、物語中に亡くなって衝撃を受けたキャラクターを「週刊少年ジャンプ」掲載作品から4人選んで、“最期のセリフ”とあわせて紹介します。
※『ONE PIECE』『鬼滅の刃』『銀魂』『DEATH NOTE』に登場するキャラの生死に触れています。ご了承の上、お読み下さい。
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●『ONE PIECE』
まずは『ONE PIECE』の主人公、モンキー・D・ルフィの兄貴分であるポートガス・D・エース。「ジャンプ」作品のなかでもトップクラスの印象的な最期を遂げた人気キャラクターです。
海賊王のライバル“白ひげ”ことエドワード・ニューゲート率いる「白ひげ海賊団」の2番隊隊長として活躍するエースは、“仲間殺し”の大罪を犯した部下“黒ひげ”ティーチに敗れ、海軍に捕らえられてしまいます。
公開処刑が行われることになったエースを奪還するため、「白ひげ海賊団」と傘下の海賊vs世界政府が激突する「マリンフォード頂上戦争」が勃発。そこに弟であるルフィも現れ、ボロボロになりながらもエース救出に成功するのですが……そこに“海軍最高戦力”3大将のひとり“赤犬”が迫撃。エースはルフィを守るため、己の体を盾にして腹を貫かれてしまいます。
ルフィに抱かれながら、命果てようとするエースは「愛してくれてありがとう」とルフィや白ひげ海賊団に“最期の言葉”を伝え、亡くなりました。そんな衝撃的な最期、絶望するルフィの姿……。弟想いで読者人気の高かったエースのラストシーンに涙した方は多かったのではないでしょうか。
●『鬼滅の刃』
続いては『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で、仲間を守るため命を燃やす姿に多くの人々を感動させた“煉獄さん”こと炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)です。劇中で多くの名言も残し“鬼滅ブーム”を加速させました。
至高の強さを求め、凄まじい実力を誇る十二鬼月の上弦の参・猗窩座(あかざ)と激闘を繰り広げますが、最後は胸を貫かれてしまいます。
煉獄さんが幼い頃に亡くなった母の遺言「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」「強く優しい子の母になれて幸せでした あとは頼みます」という言葉通り、重傷を負いながらも炭治郎らを救う大活躍をみせました。
そんな煉獄さんが死の間際に放った「母上 俺はちゃんとやれただろうか やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?」という“最期のセリフ”に、満面の笑顔を浮かべながら死を迎えたシーンは涙なしには見られません。