意外?順当?海外で高評価を獲得した2021年アニメ5選 『フルバ』が歴代5位のハイスコア
注目度の高さが際立つ『ひげひろ』

●『ヴァニタスの手記』(スコア:7.92)
『月が導く異世界道中』と同じ夏クールアニメでは、『ヴァニタスの手記』のスコアも伸びていました。同作は19世紀のフランスを舞台に、吸血鬼(ヴァンピール)の青年ノエと吸血鬼の専門医を自称する人間・ヴァニタスが出会ったことから始まるファンタジー作品です。
2021年は『月とライカと吸血姫』『吸血鬼すぐ死ぬ』など、吸血鬼を扱ったアニメが多数生まれましたが、本作はその中でもトップスコア。独特な世界観もさることながら、それを的確に表現したアニメーション制作のボンズらしい作画や梶浦由記さんによる音楽も評価されたのでしょう。本作も第2クールの放送が発表されており、2022年1月から始まる予定です。同作は、dアニメストア、U-NEXT、バンダイチャンネルなどで観られます。
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』はスコアこそ平均よりやや上程度でしたが、評価数がかなり多め。これまで紹介した3作品では投票者数は10万前後でしたが、本作は20万人以上がスコアをつけています。またフォーラムでは、各エピソードにまつわるトピック以外の話題も盛り上がっていました。
以上のことから、本作は海外での注目度が高かったと言えそうです。やはり26歳のサラリーマンと家出女子高生による少し刺激的なラブストーリーに多くの人が注目し、ふたりの行方を見守ったということなのでしょう。『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』は、dアニメストア、Amazon Prime Video、U-NEXTなどで観ることができます。
2021年12月現在放送中の作品では、『王様ランキング』が特に高い評価を得ています。8.85というスコアは、2021年アニメでは『フルーツバスケット The Final』に次ぐ数字。同作は耳が聞こえず言葉も話せず、とても非力ながら世界一立派な王様を目指す王子・ボッジの成長物語です。国内では原作マンガの人気が高く、待望のアニメ化となりました。WIT STUDIOらしいエモーショナルな作画と演出で視聴者の心をつかんでいますが、海外でもそれは同じようです。
『王様ランキング』は連続2クール放送と発表されていますが、来春までにどこまで評価を伸ばすかにも注目したいところです。同作は、Amazon Prime Video、U-NEXT、バンダイチャンネルなどで視聴可能です。
(はるのおと)

