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『刀鍛冶の里編』早く聴きたい恋柱・甘露寺蜜璃のセリフ集「キュンとしないの」

アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』が最終回を迎えたあと、続編となる「刀鍛冶の里編」のTVアニメ化が発表されました。「刀鍛冶の里編」のティザーPVには、登場予定の恋柱・甘露寺蜜璃の姿がありました。甘露寺蜜璃のアニメで聴きたいセリフを集めました。

恋柱は優しく頼れるお姉さん

TVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』ティザービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
TVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』ティザービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 2022年2月13日、アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』が最終回を迎えたあと、続編となる「刀鍛冶の里編」のTVアニメ化が発表されました。「刀鍛冶の里編」のティザーPVには、登場予定の霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃の姿がありました。

「刀鍛冶の里編」では、刀鍛冶たちが住む里を舞台に、炭治郎とこれまであまりフォーカスされなかったキャラクターたちとのふれあいが描かれます。そのなかでも蜜璃は、初登場時から炭治郎への好感度が高く、「刀鍛冶の里編」でも優しく頼れるお姉さんのような存在です。

 蜜璃は過酷な過去を持つ他の柱や隊士たちとは少し違った動機で鬼殺隊に入っています。蜜璃が里で見つけた「戦う動機」も見どころのひとつです。「刀鍛冶の里編」での、早く聴きたい蜜璃(CV:花澤香菜)のセリフを3つ紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●「添い遂げる殿方を見つけるためなの!」

 刀鍛冶の里へやってきた炭治郎と禰豆子は、先に来ていた蜜璃と親しくなります。蜜璃は禰豆子をきまって抱っこしたり歌ってくれたりと世話を焼いてくれます。明るい蜜璃に、炭治郎はどうして鬼殺隊に入ったのか尋ねます。

「ん? 私? 恥ずかしいな〜 えーどうしよう聞いちゃう? あのね…」

 蜜璃は恋バナをするかのように顔を赤らめて身もだえ。蜜璃の口から出てきた言葉はとんでもないものでした。

「添い遂げる殿方を見つけるためなの!!」

 現代風に言えば、婚活。まさかの理由に呆然とする炭治郎を置きざりにして蜜璃の話は続きます。

「やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ女の子なら 守って欲しいもの! わかる? この気持ち 男の子には難しいかな」

 その後も、原作マンガでは背景に手書き文字で蜜璃の話は続きます。あまりのことに炭治郎の目は点になり、汗がだらだらとしたたっています。「恋柱」の「恋バナ」は必聴のセリフです。

●「キュンとしないの」

 刀鍛冶の里を、上弦の鬼・玉壺(ぎょっこ)と半天狗(はんてんぐ)が襲撃。いったんは里を離れていた蜜璃でしたが、任務の担当地域が近くだったことから、再び駆けつけます。

 蜜璃は玉壺が出現させた鬼と戦います。金魚の身体に壺と手足が生えた鬼は爪が鋭く数も多く、里を警護していた鬼殺隊隊士も殺されました。里長も捕まっていましたが、蜜璃はそこに駆けつけ「恋の呼吸 壱ノ型 初恋のわななき」で攻撃! ずたずたになった鬼に言い放ちます。

「私 いたずらに人を傷つける奴には キュンとしないの」

 次の瞬間、鬼は崩れました。

 蜜璃はいろんな人にキュンキュンとときめいています。鬼殺隊に入った理由も風変わりで炭治郎には理解できませんでした。しかし、ティザービジュアルにも描かれたこのセリフで、蜜璃なりに筋を通していることが分かります。

●「覚悟しなさいよ本気出すから」

 里での戦いは激化し、蜜璃は炭治郎たちを苦しめる半天狗の分身と戦います。しかし、分身と知らず正面から頸を狙ったところ、血鬼術「狂圧鳴波(きょうあつめいは)」を受けてしまいました。

 全身がずたずたになってもおかしくない蜜璃でしたが、生まれつき筋肉の密度が普通より8倍あったため気絶だけで済みます。しかし、半天狗の分身からの攻撃が迫ります。

 その危機を、炭治郎、禰豆子、玄弥が3人がかりでかばいます。「甘露寺さんを守るんだ!! 一番可能性のあるこの人が希望の光だ!! この人さえ 生きていてくれたら絶対勝てる!!」。

 意識が戻った蜜璃は次の攻撃を全て切り裂きます。そして泣きながら「柱なのにヘマしちゃってごめんねぇぇ」と言い、叫ぶのです。

「仲間は絶対死なせないから 鬼殺隊は私の大切な居場所なんだから 上弦だろうが絶対負けない 覚悟しなさいよ本気出すから」

 鬼殺隊に入る前、蜜璃はお見合いが破談になるという経験をしています。

 理由は桜色から緑色に変わる髪と、8倍ある筋力、そして相撲取り3人より食べるという変わった体質です。この当時の女性にしてみれば、結婚というのは生きる意味と同じくらいでしょう。ショックを受けた蜜璃は破談した日から、自分の体質を隠そうとします。

 髪色や食欲を隠す嘘をつくと婚約が決まりましたが、蜜璃は迷います。自分に嘘をついたまま結婚してもいいのか、自分は自分のままでいられる場所はないのか。そう考えた蜜璃は、「添い遂げる殿方を見つけるため」鬼殺隊に入ります。そこで蜜璃は生まれつきの体質を認められ、自分でも誇るようになります。

「任せといて みんな私が守るからね」

 そして本気を出し、心拍数を上げた蜜璃は、「痣」を浮かび上がらせました。

 鬼殺隊では蜜璃の体質はむしろ、うらやましがられる「才能」でした。蜜璃はもう自分の力を恐れなくてもよく、「女の子なのに」という悩みからも解放されたのです。「本気」を出したあとの蜜璃の声色がどう変わっていくのか、注目したいセリフです。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(マグミクス編集部)

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