最近見ない「音ゲー」の数々 ゲーセンで『太鼓の達人』が第一線であり続ける理由は?
大人も子供も楽曲も! シンプルだからこそ、画一的な遊び方にとどまらない

今でもゲームセンターの目立つ場所に配置されていることの多い『太鼓の達人』。人気の理由のひとつは「シンプルさ」にあるのではないでしょうか。
音ゲーの進化は操作やルールの複雑化をも伴い、初プレイに対する抵抗感を生み出す原因にもなり得ましたが、『太鼓の達人』は叩く場所が2か所しか存在しません。筐体の見た目だけでも大体のルールを理解することができるため、大人から子供まで楽しむことができるばかりか、「上手なプレイ」のみが歓迎されるわけでもないのです。
プレイヤーのみならず、楽曲を選ばないポイントもシンプルだからこその強みでしょう。和太鼓の「ドン!」「カッ!」の音でリズムを刻むのであれば、最新のJ-POPからクラシック、童謡に至るまで、幅広いジャンルの楽曲をゲーム内で取り扱うことができます。
とはいえ、良いことばかりではありません。遊び方を強要しない『太鼓の達人』は、メーカーの想定外の遊び方を許してしまう問題も生み出しました。
スコアを伸ばすため、筐体につながれている付属の「バチ」を使わず、自作の「マイバチ」をゲームに用いるプレイヤーが多く現れ始めたのです。
「マイバチ」の使用は、筐体の損傷を早めるほか、ストラップを手首に巻かないことで周囲の人をけがさせてしまう恐れもあるため、使用の禁止が呼び掛けられている危険な遊び方です。決して推奨できるモノではありません。「マイバチ」は公式から発売されている「太鼓の達人 公式マイバチ」を使い、ガイドラインにならって安全に遊ぶべきです。
しかしながら、プレイヤーごと、遊び方にオリジナリティを追求できる点だけを見れば……それもまた、画一的な遊び方を強要しない『太鼓の達人』ならではの魅力かもしれません。
(ふみくん)





