マグミクス | manga * anime * game

なんだかんだで生き残るマンガキャラ4選 悪運だけなら最強?共通点は愛され力

決して戦闘能力が高いわけでもないのになぜか生き残るキャラ、いますよね?彼らは一体、なぜ生き残るのか。具体的なキャラクターとあわせて解説します。

人がバンバン死んでも生き残る印象的なキャラたち

ジョセフ・ジョースターが死んだ……と思ったら生きていた『ジョジョの奇妙な冒険 第2部』 4巻(集英社)
ジョセフ・ジョースターが死んだ……と思ったら生きていた『ジョジョの奇妙な冒険 第2部』 4巻(集英社)

 バトルマンガで、戦闘のさなかに主要人物が命を落とす展開は、強く読者の記憶に残り続けます。そんななか個性を発揮するのが、なんど絶体絶命のピンチを迎えようとも、生き残り続けている「しぶといキャラ」たちです。神(作者)に愛されているのか、はたまた死に場所が与えられていないのか、大いなる伏線なのか、今回は容赦なく人が死んでいく作品で不思議と生き残っているキャラたちを紹介します。

●世代をまたいで生き残ってきたレジェンド!『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター

『ジョジョの奇妙な冒険』(著:荒木飛呂彦)のジョセフ・ジョースターは、3部にわたって登場し、毎回ギリギリのところで生き残りました。第2部では主人公、第3部では主要キャラの一員、第4部では足腰の弱った老人としてそれぞれ印象的な活躍を見せています。「ジョースター家の男は短命」という法則を覆し「青年期」から「老境」まで描かれた珍しいキャラクターであり、大河ドラマとしての『ジョジョ』を象徴する人物です。

 第4部で過去の不倫が明らかになり、ショックを受けたファンも多いようですが、身体こそ老いても知略と勇気は変わらず、身を挺して「透明の赤ちゃん(後の静・ジョースター)」の命を救いました。飛行機に乗れば基本墜落という運の悪さを持ちながらも、身体に毒の指輪を埋め込まれても、火山口からぶっ飛ばされても、DIOに血を吸われても、毎回悪運と知恵で生き残っています。荒木先生の談によると、ジョセフは2011年設定の6部でも、90代を迎えながらまだまだご存命のようです。

●歴史の猛者たちのなかで生存!『キングダム』の尾平

 歴史大作マンガ『キングダム』(著:原泰久)もまた、主要キャラクターでも容赦のなく死んでいくマンガです。物語に貢献してくれた百戦錬磨の武将でも、戦いのなかで命を落とし、強者感満載で登場したキャラが短時間で退場することも珍しくありません。

 そんな『キングダム』のなかで、強さは並以下の飛信隊の最古参のひとり・尾平(びへい)は激戦のなかでずっと生き残っています。貧弱な体格に出っ歯でお調子者の彼は、信に対する信頼だけは隊随一。ともに信を守り、戦死した尾到の遺志も引き継ぎ戦う人気キャラです。

 血で血を洗う戦場でもムードメーカーとして愛されており、彼がピンチのときは武芸に秀でた達人たちが助けにきてくれます。みんなが死んでほしくないキャラだから、ずっと生き残れているのかもしれません。

※ここから先の記事にはアニメ化が控える『チェンソーマン』のネタバレが含まれます。未読の方はご了承のうえお読みください。

1 2 3