知ってる? CM・タイアップで活躍した「マイナーウルトラマン」3選
まだまだいる、マイナーウルトラマンたち…

● 変身時間最短のウルトラマン? 『ウルトラマンナイス』
「ウルトラマンナイス」は、1999年の『ウルトラマンティガ』再放送時に、コマーシャルとして流されていた、バンダイの玩具CMを兼ねたミニドラマ(インフォマーシャル)で登場したウルトラマンです。
『ナイス』が登場した1999年10月は、『ティガ』『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンガイア』の平成三部作が終了した直後。次の『コスモス』の放送開始は2001年ですから2年の間があります。その間にウルトラマンの光を絶やさず、次につなぐために、『ティガ』の単なる再放送に終わらず、「ウルトラマンは終わらない」というライブ感を持って放送されたのがこのミニドラマでした。
「ナイス」は、M78星雲の「TOY1番星」出身で、左右非対称で左胸にカラータイマーが特徴。ナイスに変身するのは、夢星家の父親・夢星銀河。夢星家は実は防衛チームGOKAZOKU隊であり、銀河は婿養子の「お父さんウルトラマン」でした。
腕時計型の通信機「ナイスドリーマー」のなかにある「シークレットチョコ」を食べて変身、「パパパパパンチ」「キキキック」、首を傾げて撃つ「ベリーナイス光線」などの必殺技で、地球征服を狙うザゴン星人らと戦いましたが、必ずCM時間1分以内で倒さなければいけないため、尺の上では最短のウルトラマンといえるかもしれません。
ナイスはゼアスとコンビを組み、各地のイベントでは「ウルトラ漫才」を披露しているので、ファンにはお馴染みのキャラクター。親指を起てる「サムズアップ」の決めポーズや、ポジティブな名前も相まり「タレント」としては現役バリバリなのです。
●小学生のウルトラマン! 『ウルトラマンボーイ』
ナイスと似たような立ち位置の「ミニ番組出身」のウルトラマンがもうひとりいます。2003年から2004年にかけて、早朝に放送されていた5分番組『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場した「ウルトラマンナイス」です。
ナイスは、M78星雲・光の国の小学生。夢は宇宙警備隊に入ることで、「ウルトラコロセウム」でウルトラヒーローの勉強をしているという設定です。
その特徴はなんといっても、メインの視聴者層と同じく「子ども」のウルトラマンであること。登場する番組『ウルころ』は厳密にいうと、ゼアスやナイスのようなCM・タイアップではなく、過去のウルトラマンの活躍をおさらいする『ウルトラマン列伝』『ウルトラマンクロニクル』に近い番組。新作は作れなくても空白期間を作らないという戦略は現在まで続いています。
しばらく目立った活躍はありませんでしたが、なんとこのボーイが、ゼアス、ナイスとともに新作『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』(2022年4月28日公開)に登場し、バトルを繰り広げることが明らかになり、ファンを驚喜させることになりました。
昨今の円谷プロは、「えっ!? こんなキャラを拾うの!?」という意外なキャラクターの再登場がありますから、ウルトラ出光人や、ボーイと仲良しの「ウルトラマンピクト」などの超マイナーなキャラクターの再登場もあるかもしれませんね。
(やましなミミッチ)


