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天才すぎるマンガの発明家キャラ5選 たまに失敗するのも魅力!8歳の少女も?

発明家に年齢は関係ない?

お絵描き大好きな少女・はかせは立派な発明家。『日常』 第9巻(角川コミックス・エース)
お絵描き大好きな少女・はかせは立派な発明家。『日常』 第9巻(角川コミックス・エース)

●『銀魂』 平賀源外

 SF時代劇『銀魂』において、江戸一番の発明家と言われる平賀源外。息子を戦争で亡くした復讐のため、高杉晋助に協力し、カラクリを使って将軍を暗殺しようとしたせいで、お尋ね者となってしまいました。この事件以降、源外はかぶき町に工房を持ち、坂田銀時たちとたびたび顔を合わせながらも、ひっそりと発明品を作り続けています。

 人を体内に入れるサイズまでミクロ化させるカラクリや、「超合金製完全体坂田銀時弐号機(ギンプラコレクションパーフェクトキントキ)」という、金色の髪を持つ粋な男を作り出すなど、江戸の技術とは思えないようなカラクリを開発する源外。最終章では銀時たちが敵に対抗できるように、敵味方関係なくすべてのカラクリを停止させる小型機械「ナノマシンウイルス」を、「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング源外砲」で拡散させます。その際、涙を流しながら「今はちょっとだけ休んでいてくれ。いつか必ずまたこき使ってやるからな」と、カラクリ愛が分かる名言も残しました。

●『日常』はかせ

 自身のことを「はかせ」と称する8歳の少女は、「東雲研究所」という名の一軒家で、一日中なにかの研究をしています。オムライスが好きでネギが嫌いな一見普通女の子なのですが、「東雲なの」というロボットを作ってしまうほどの天才です。

 他にも、動物の言葉を人の言葉に変換する「しゃべれる首輪(スカーフ)」を開発して猫の阪本につけたり、いたずら目的で非常に強力な接着剤「強力のり」を開発したりしました。親はどこにいるのか、研究費用はどこから出ているのかなど、謎が多いわりに、性格は子供らしく素直で非常に魅力的なキャラクターです。

 どの発明家も高い技術力を持ち、キャラとしても非常に個性的です。こんなアイテムがリアルにあったらどうしよう、あのキャラのこの発明品が欲しいな、自分だったらどんなふうに使うだろうと想像するとまた作品を読むのが楽しくなります。

(弁天寿)

【画像】教師、博士、オタク、少女、ジジイ、さまざまな発明家を見る!(4枚)

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