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「本家と違い過ぎ」で愕然! ファミコン移植ソフト3選 「ジャンル変わってる」

ファミコン時代の移植作には、当たり外れがあったのは紛れもない事実。そのなかには、さまざまな事情でまったく別物のようなゲームに生まれ変わるケースもありました。そこで今回は「どうしてこうなった?」と思わずツッコみたくなるファミコン作品をご紹介いたします。

もはや“別ゲー”と言っても過言ではない?

移植作品の発売のたびに一喜一憂させられた!? 画像は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(任天堂)
移植作品の発売のたびに一喜一憂させられた!? 画像は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(任天堂)

 80年代のキッズを夢中にさせたファミコンソフトの数々は、オリジナルの作品ばかりではなく、アーケードゲームなどから移植されたタイトルも目白押しでした。ナムコの『ゼビウス』、コナミの『グラディウス』といった秀逸な移植タイトルも数多くリリースされ、ゲームセンターを沸かせた傑作を自宅で遊べることに喜びを噛みしめたものです。

 ただハード上の制約があるためにアーケード版をそのまま忠実に移植できるはずもなく、いかにファミコンの性能に落としこむかが鍵だったように思えます。

 しかし、なかにはファミコンでの完全再現を諦めたのか、いろんな意味でまったくの“別ゲー”に生まれ変わるケースもあります。そこで今回は筆者の印象に残っているファミコンの移植作品をご紹介します。

●パソコンの伝説的タイトルが別物に?

 1987年にハドソンから発売された『ファザナドゥ』。タイトルからもわかる通り、日本ファルコムの大ヒットパソコンソフト『ザナドゥ』をファミコンに移植した作品になります。当時のファミコンキッズにとってパソコンは手の届かない高嶺の花。とくに大人気だったファルコム作品には憧れもありました。

 ですが満を持して発売された『ファザナドゥ』は、本家『ザナドゥ』とはまるで別物。おなじみの2頭身キャラは頭身が上がって妙にリアルになり、敵キャラにタッチすると戦闘が始まるシンボルエンカウント方式ではなく、普通のアクションゲームになっていました。本家とはビジュアルもゲーム性も異なり、憧れのパソコン版の再現を期待していた自分は正直ガッカリした記憶があります。

 ただし『ファザナドゥ』はアクションRPGとしての完成度は高く、結局やりこんでいくうちに「これはこれでアリ」といつの間にかのめり込んでいきます。『ザナドゥ』の移植作という先入観をなくして遊んでみたら、とても良作だったんですよね。

●源平合戦をモチーフにしたアーケードゲームの金字塔

『源平討魔伝』と聞けば、80年代のゲームセンターで一世を風靡したアクションゲームの超傑作。巨大なキャラが刀を振るう姿はインパクトがあり、キャラが声を発しまくるのも印象的でした。そんな『源平討魔伝』のファミコン版が1988年に発売されました。

 ファミコン版のタイトル画面には「コンピューターボードゲーム」の表記がありますが、遊んでみるとボードゲーム要素はそこまで強くなく、基本的には『ドラクエ』風のコマンドバトルを採用したRPG。さすがにゲーセンの『源平討魔伝』は「ファミコンでの再現は難しいだろうな」と子供ながら薄々感じてはいましたが、まさかジャンルからまるっと変わるのは予想外で、ずっと憧れていたアーケード版とは完全に別のゲームでした。

 ファミコンの『源平討魔伝』もRPGとして見たら別に悪くないのですが、期待していたのはやはりアーケード版の移植。どちらかというとコナミが1987年にリリースした『月風魔伝』のほうが、『源平討魔伝』のテイストを色濃く受け継いでいる気がしました

【画像】本家との違いに衝撃! 移植作のファミコン版グラフィックを見る(7枚)

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