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次に「シン」を作ってほしい特撮作品は? ガメラ、ジャイアントロボ 止まぬ期待

公開中の『シン・仮面ライダー』が大反響のなか、ネットでは庵野監督の次の「シン」作に注目が集まっています。

ファンが期待する次の「シン」作は?

『シン・仮面ライダー』主人公のコートも含めて立体化した「S.H.Figuarts シン・仮面ライダー』(BANDAI SPIRITS)
『シン・仮面ライダー』主人公のコートも含めて立体化した「S.H.Figuarts シン・仮面ライダー』(BANDAI SPIRITS)

 2023年3月18日に公開された、庵野秀明監督の『シン・仮面ライダー』は、初代直撃の世代に刺さるだけでなく、「仮面ライダー」を初めて見る観客の心も揺さぶるエモーショナルな作品に仕上がっています。興行収入も最初の週末だけで、5億5500万円と、初登場2位のスタートを切っています。

『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の後に続く「シン」作への期待も高まっています。次の「シン」作は何なのか? さまざまな期待や願望の声があがっています。

 まず、『シン・ウルトラマン』には三部作という構想もあったことから、庵野監督の次回作として『シン・帰ってきたウルトラマン」、あるいは『シン・ウルトラセブン』を予想する声もあがっていますが、ほかにも可能性がありそうと思われる作品を考えてみます。

 まず、「シン」のシリーズは、庵野監督の特撮愛が凝縮した作品です。庵野監督は昭和35年(1960年)生まれで、幼少時にウルトラシリーズに出会い、特に『帰ってきたウルトラマン』に熱中したと発言しています。となると、この時代の特撮が次なる「シン」作の候補のひとつになり得るのではないでしょうか。

『ゴジラ』と並ぶ特撮怪獣物の『ガメラ』も直撃世代ですが、こちらは庵野監督の盟友、樋口真嗣監督が平成ガメラシリーズの特技監督を勤めているので、それが実現した場合、ふたりがタッグを組む可能性も考えられます。

『シン・仮面ライダー』は、単独の企画ではありません。これは東宝、東映、石森プロ、円谷プロダクション、カラーが協力する「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の一角でもあります。そこから考えると、石森プロ作品が来る可能性も考えられます。

 往年の特撮ファンが期待するのはやはり『人造人間キカイダー』でしょう。『シン・仮面ライダー』作中のセリフ「一郎兄さん」に反応した方も多かったと思いますし、松坂桃李の声が当たる『ロボット刑事K』の可能性を期待した人は多いでしょう。

 さらに、『帰ってきたウルトラマン』前後の傑作特撮としては、『スペクトルマン』と『ジャイアントロボ』も外せません。前者は最初『宇宙猿人ゴリ』の名前で始まり、悪役が主役だったという異色作ですので、もし実現した場合は庵野監督がどう調理するのか気になるところ。後者は伝説のロボットものなので、庵野監督のメカ描写に期待できそうです。

 みなさんはどんな「シン」作が見たいですか?

(マグミクス編集部)

【画像】「シン」作が見たい! 「ガメラ」ほか日本特撮のヒーローたち(5枚)

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