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ホワイトベースの「地味な脇役」だったジョブ・ジョン 人生の転機は「一年戦争」後から?

「元・ホワイトベース乗員」として、後の時代にも登場

最終話でア・バオア・クーから脱出したホワイトベースのクルーたちが描かれる、「機動戦士ガンダム11」DVD(バンダイビジュアル)
最終話でア・バオア・クーから脱出したホワイトベースのクルーたちが描かれる、「機動戦士ガンダム11」DVD(バンダイビジュアル)

 その後は特に目立った出番はありませんが、最終話「脱出」でホワイトベースのクルーが乗るランチを操縦しており、ア・バオア・クーでの戦いを生き残ったことが確定しました。

 本編では地味な脇役としての出番に終始したジョブ・ジョンですが、その後は意外な人生を歩んでいます。

 マンガ『機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-』や『機動戦士ガンダム デイトゥモローアフター カイ・シデンのメモリー』2巻に登場したジョブの口からは、当初は一年戦争の英雄としてもてはやされたものの、正規の軍人でありながら民間人であるアムロたちの活躍には遠く及ばない働きだったことから故郷や軍にも居づらくなり退役。作業用MSの操縦士として食いつないでいることが明かされます。

 一時は落ちぶれたジョブでしたが、ホワイトベースの整備兵だったオムルに誘われ海軍戦略研究所であるサナリィ(S.N.R.I.)に加入したことから運命は好転します。

 サナリィでのジョブは、大型化し運用が難しくなる一方であったモビルスーツを小型化する「フォーミュラ計画」の開発責任者として参加し、地球連邦軍の次期主力機のテストベッドとして正式採用された「F90」を生み出し、長くアナハイム・エレクロトニクスがほぼ独占していた連邦軍の市場に風穴を開ける快挙を成し遂げました。

 劇場版アニメ『機動戦士ガンダムF91』に登場した「F91」の開発にも携わったとされており、現状では一年戦争終了から40年が経過した宇宙世紀0120年に活動していたことが確認されています。

 現状、ホワイトベースのメンバーではブライトとミライが宇宙世紀105年(マフティー動乱)の時期に登場、カイも同年にサイド3で開催された「WB展」の監修者として描かれているのが最も未来の描写となっているので、ジョブこそが実は最も長く活躍していたキャラクターとなっています。

 不遇に負けそうになる時期もありながら、立ち直って意義ある仕事をこなす。英雄として生きるより、はるかに恵まれた人生だったのではないでしょうか。

(ゆうむら)

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