ケンシロウ以上の人気キャラも!『北斗の拳』南斗五車星に込められた「作者のアツい想い」
五車星一人気の戦士と唯一生き残る戦士

4人目の戦士は、雲のジュウザです。ジュウザは五車星のなかで最も人気が高く、『北斗の拳』35周年を記念して開催された人気投票「北斗の拳 総選挙」ではケンシロウを上回る第5位にランクインしています。
ジュウザの実力は、あのラオウすら翻弄するほどの天才。自由気ままに生きることを信条にしていましたが、南斗六聖最後の将が母違いの妹であるユリアだと知り、命を懸けて五車星としての役割を全うします
二度にわたってラオウと対峙したジュウザですが、とうとうその牙城を崩すことはできず。ジュウザから南斗六聖最後の将の正体を聞き出そうと、ラオウが秘孔を突きますが、ジュウザは最後まで口を割ることはありませんでした。
そんなジュウザの姿に、ファンからは「憧れる」「やるときはやる男」といった称賛の声が相次いでいました。
5人目の戦士は、海のリハクです。リハクはこれまでの4人とは異なり、軍師として頭を使って立ち向かうリーダー的な存在のため、武力を直接行使する場面はほとんど描かれていません。
ラオウがユリアの居城に辿り着いた際には、無数の罠でラオウを迎え撃ちます。時間を稼いで、その隙にケンシロウとユリアを逃がそうとしますが、その策は失敗。ケンシロウの力量を適切に見極められず、リハクの仕掛けた部屋を崩壊させる罠が発動したことで結果的にユリアは拉致されてしまい、ケンシロウは目を負傷してしまいます。
そんなリハクのミスもあり、一部では「節穴」といった手厳しい意見もありましたが、当のラオウは「世が世なら万の軍勢を縦横に操る天才軍師よ」とリハクを評しています。
最後まで生き残ったリハクを除く南斗五車星の面々は、世紀末覇者・ラオウを相手に勝機の薄い絶望的な戦いを挑みました。彼らはユリアを守るという一心で行動しており、その献身的な姿は多くの読者を感動させました。
原哲夫先生は「ヒューイもシュレンも、メインキャラクターのつもりで本気で考え、描きました」と語っており、南斗五車星に対するその熱がキャラクターに息づき、今なおファンの心を掴んでいるのかもしれません。
(LUIS FIELD)


