夏アニメ『ケンガンアシュラ』の格闘愛とリアリティ。これで面白くないはずがない!?
Netflixにてアニメ『ケンガンアシュラ』の配信がスタートしました。原作はWebマンガサイト『裏サンデー』の人気作品で、企業間のトラブルを格闘試合で解決する「拳願試合」に挑む格闘家たちを描く、本格格闘マンガの金字塔です。
トラブル解決の舞台「拳願試合」を託された闘技者たち

アニメ『ケンガンアシュラ』がNetflixで2019年7月31日より配信開始しました。原作はサンドロビッチ・ヤバ子氏、作画だろめおん氏による同名マンガで、小学館のWebマンガサイト『裏サンデー』で連載されていました。
乃木出版に勤めている、うだつの上がらない社員・山下和夫(CV:チョー)が、路地裏で壮絶なケンカを目撃するところから物語は始まります。そのケンカで自分よりふた回りほども大きい相手をいともたやすく倒した男は、十鬼蛇王馬(CV:鈴木達央)と名乗ります。
後日、山下は、自身の勤めている乃木出版を含む乃木グループの会長、乃木英樹(CV:中田譲二)に突然呼び出され、「拳願試合」の存在を知らされます。「拳願試合」とは、企業間のトラブルを「管理された暴力」によって解決することを目的として開かれる格闘試合で、企業や商人、団体が、巨額の利益を賭けて闘技者を雇い、素手で格闘させるのです。江戸中期頃から現代に至るまで続く、巨大な裏格闘大会という設定です。
そして、その乃木グループの闘技者として現れたのが、先日山下の前で壮絶なケンカを見せた十鬼蛇王馬その人でした。
Webマンガサイトで絶大な人気を誇る『ケンガンアシュラ』。現在は続編の『ケンガンオメガ』が連載中で、外伝として闘技者たちの過去編が描かれた『ケンガンアシュラ0』、スマホゲームとして『ケンガンULTIMATE BATTLE』が配信されています。
なぜこんなに人気なのか? その背景には、あらゆる格闘技、武道の描写と情報量があるのです。