キャラゲーと侮ることなかれ ガチで面白かったファミコンの「キャラもの」RPG3選
ファミコンに『ドラクエ』フォロワーのゲームが次々と発売されるなか、いわゆるキャラゲーにもRPGが続々と登場します。低品質と見られがちなキャラゲーですが、なかには名作も。そうした、実際に面白かったキャラものRPGを振り返ります。
『ドラえもん』の劇場版に登場した悪人たちが復活?

ファミリーコンピュータ用のゲームソフトは、1986年5月23日に『ドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)』、1987年1月26日に『ドラゴンクエストII』が発売され大ヒットを飛ばすと、それ以後、目に見えてRPGに分類される(あるいは自称する)ものが増えていきました。
また、それまではアクションゲームが中心だった、アニメやマンガを題材とするいわゆる「キャラゲー」も、このムーブメントに乗ったタイトルが発売されていきます。ただこの「キャラゲー」というジャンルは、どうにも低品質なゲームも見られ、なかには「キャラゲー=クソゲー」と刷り込まれてしまっている人もいるかもしれません。
もちろん、そうしたなかでも「名作」と評されるゲームは見られます。そのひとつに挙げられるのが、1990年9月14日にエポック社から発売された『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』でしょう。おなじみ国民的アニメ『ドラえもん』を題材としたRPGでした。
ゲームシステムはいわゆる『ドラクエ』フォロワーといえる、敵と戦いながら経験値を得てレベルを上げ、謎解きをするというオーソドックスなものです。わかりやすいゲームフローであることに加えて、世界観が『ドラえもん』の劇場版作品とクロスオーバーしているところが本作のポイントでしょう。

タイトルの「ギガゾンビ」は映画『ドラえもん のび太の日本誕生』に登場する悪党で、本作にボスとして現れます。また冒険の舞台は『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の魔界、『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の海底、『ドラえもん のび太と竜の騎士』の地底などで、劇場版本編のその後を描く物語が展開されました。
その魔界編には「魔王デマオン」、海底編には「ポセイドン」と、劇場版でお馴染みのキャラクターが敵ボスとして君臨します。地底編に限っては明確な敵がいないため、オリジナルキャラとの戦いが繰り広げられました。ラストはギガゾンビが待ち構える古代編です。
もちろん敵キャラだけでなく、仲間として『魔界大冒険』の「美夜子」や『海底鬼岩城』の「バギーちゃん」こと「水中バギー」も登場するので、劇場版を観て知っている人は大いに胸が熱くなることでしょう。
ちなみに作中冒頭で、ドラえもんからの「一緒に助けにいってくれない?」というお願いを断り続けるとゲームオーバーになることでも有名な作品です。





