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キャラゲーと侮ることなかれ ガチで面白かったファミコンの「キャラもの」RPG3選

ひと味違う「三国志」RPG/「カードダス」をまるっと盛り込んだRPG

『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』を踏襲した、2015年リリースのスマホ/PC用ゲーム『ナイトガンダム カードダスクエスト』より
『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』を踏襲した、2015年リリースのスマホ/PC用ゲーム『ナイトガンダム カードダスクエスト』より

 1983年から1984年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されたマンガ『天地を喰らう』を原作とする同題のゲームも、名作として挙げられる1本でしょう。1989年5月19日にカプコンから発売された同作は、原作の三国志の世界観をRPG化したもので、『ドラクエ』や『ファイナルファンタジー』のようなファンタジーな世界観ではなく、武将たちと手を取り合って天下統一を目指すというストーリーになっています。

 主人公である劉備軍を操作していくこの作品の面白ポイントは、敵将と戦った後、仲間に加えられるところです。誰でも味方にできるわけではなく、金や名馬を提示して交渉し、相手が納得することでパーティに参加します。相手がモンスターではなく人なだけに、とてもリアルなやり取りに感じるでしょう。もちろん、なかには弱い武将もいるため、スカウトとしての目利きもゲーム攻略のカギになります。

 また一般的なRPGのHPにあたるものが「兵士数」というステータスで、ゼロになれば戦闘不能になるのはもちろん、減れば減るほど攻撃力もダウンします。それだけでなく「兵糧(軍隊の食糧)」というシステムもあり、街や城、砦以外を歩くと兵士数に応じて兵糧の数値も下がります。兵糧がゼロになれば、『ドラクエ』でいうところの「毒状態」になり、歩くたびにダメージを受ける、すなわち兵士が逃散していくのです。この独特のシステムも本作の面白ポイントで、より頭を使ってゲームを進めなければいけない点が多くのプレイヤーを魅了したといいます。

 そうした、一般的なRPGとはひと味違うタイトルといえば、『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』も外せません。同作を語るには、その前に、1988年に登場した「カードダス」について少々、説明が必要でしょう。

 カードダスとは、バンダイが展開するトレーディングカードおよびその自動販売機の総称です。ローンチ商品として、「ガンダム」シリーズに登場するキャラクターやモビルスーツをデフォルメした「SD(スーパーデフォルメ)ガンダム」のキャラクターカードなどがラインナップされ、当時の子供たちの間でブームになります。

 その「SDガンダム」のバリエーションとして誕生したのが、ファンタジーRPG要素を取り入れた「騎士(ナイト)ガンダム」で、独立したシリーズとしてカードダス、カプセルトイ、プラモデルなど商品展開がなされました。

 1990年8月11日に発売された『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』は、その展開された商品のひとつです。敵を倒しながらレベル上げや謎解きをするのに加え、ゲーム中でカードダスの購入やバトルができるシステムを盛り込んでいました。

 なかにはストーリーを進める傍ら、街でカードダスを購入してコンプリートを目指したり、カードダスバトルに没頭したりするプレイヤーもいたといいます。しかも対戦相手によっては大量の経験値やお金を獲得できるため、効率よくレベル上げをするためにも役立ちました。

 ゲームのなかにカードゲームを収録しただけでなく、ゲームシステムにもしっかりと組み込まれていて、RPGの面白さの幅を広げた作品といえるでしょう。

エポック社『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』:(C)1990 EPOCH CO.,LTD. (C)藤子・小学館・テレビ朝日
バンダイ『ナイトガンダム カードダスクエスト』:(C)創通・サンライズ

(LUIS FIELD)

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