「全人類、たしなむべき」年末年始にじっくり観たい、世界観に没入できるアニメ4選
いつも忙しい方こそ、年末年始はアニメを一気見するチャンスです。温かい部屋でぬくぬくしながらじっくり見るアニメは、最高に楽しいですよね。そのひとときには、しっかりと没入できる作品がおすすめです。この記事では、「年末年始にじっくり観たい、世界観に没入できるアニメ」を4作品あげていきます。
6時間ぶっ通しで見続けた猛者も!

年末年始のお休みは、心置きなくアニメに没頭できるボーナスタイムです。ただし、貴重なボーナスタイムだからこそ、視聴する作品は慎重に選びたいですよね。せっかくの長期休みに一気見するなら、世界感に没入できるアニメがおすすめです。ネット上で「終始引き込まれた」「想像の何百倍もよかった」と評判の、「年末年始にじっくり観たい、世界観に没入できるアニメ」を4作品、みてみましょう。
●『進撃の巨人』
2023年11月、ついに『進撃の巨人』シリーズが最終回を迎えました。合計100話に迫る大作にもかかわらず、多くの視聴者がその終わりを見届けたようです。人間と巨人たちとの絶望的な戦いを、約10年をかけて美麗な作画で描ききりました。
ただし本作は、巨人と戦うだけの話ではありません。巨人の正体や、巨人が人間を襲う理由など、数々の謎が隠されています。2000年もの人類の歴史とともに、その謎が明らかにされていく、壮大な物語なのです。
さらに、登場人物たちは基本的に、いつ死んでもおかしくない極限状態に置かれています。目の前で仲間が巨人に喰われたり、ふたりのうちひとりしか助けられなかったり……。そんな状況下で、人間はどう動くのか。それぞれの正義が交錯する、一気見にふさわしい作品です。
第1話のタイトル「二千年後の君へ」をはじめとして、本作には数多くの伏線が張られています。一度見た方も、ぜひ2周目で答え合わせをしてみてください。
『進撃の巨人』は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」ほか配信サービスでみることができます。
●『暗殺教室』

『暗殺教室』は、『魔人探偵脳噛ネウロ』の作者である松井優征さんが原作を手がけた作品です。中学校を舞台にしたバトルロワイアルもの……と言いたいところですが、暗殺対象は生徒ではなく、タコのような見た目をした先生、通称「殺せんせー」(CV:福山潤)です。
殺せんせーは、ある日突然月を爆発させた張本人であり、防衛省から秘密裏にその命を狙われています。しかし彼はなぜか「椚ヶ丘(くぬぎがおか)中学校3年E組の教師になる」と言い出し、E組の生徒たちには「殺せんせーを暗殺する」ミッションが課されたのです。
設定の時点でツッコミどころたっぷりな本作ですが、特に殺せんせーの強さは思わず笑ってしまうほどです。生徒30人から一斉射撃を受けても、全弾をかわしながら出席を取るうえ、授業も完璧にこなします(通信教育のZ会が、教科監修に入っています)。
そんな殺せんせーを殺すため、生徒たちも日々暗殺を仕掛けますが、両者の間には徐々に奇妙な絆が芽生えてきます。果たして、生徒たちは本当に殺せんせーを暗殺できるのでしょうか。
『暗殺教室』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「ABEMAプレミアム」ほか配信サービスでみることができます。