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作者も驚き!実写化で「美人になりすぎ(?)」たキャラ 「地味カワではなくなった」

ファンにとって自分の好きな作品が実写化した際に気になるのは、キャストがイメージ通りかという点です。特に女性キャラクターは「もっと地味なイメージだった」「これで非モテキャラは無理がある」など、美形になったあまり違和感を持つ人もいました。

美人化しちゃうと非モテ設定は嫌味?

映画『ちひろさん』ポスタービジュアル (C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014
映画『ちひろさん』ポスタービジュアル (C)2023 Asmik Ace, Inc. (C)安田弘之(秋田書店)2014

 人気マンガが実写化される際、キャラクターや世界観がどこまで再現されるのかで視聴するかどうかを決める方も多いでしょう。特に主要キャストは人気俳優や女優、アイドルをはじめ華やかな方々が担当することも珍しくなく、「美形過ぎる」「もっとモブっぽい顔と雰囲気が欲しいのに」と美形過ぎるあまり違和感を持つコメントが出てくるケースも数々ありました。

 今回は、実写化作品で「美人過ぎるって!」と言いたくなるほど美人になっていたキャラクターを紹介します。

●『ちひろさん』のオカジ(演:豊島花)

 田舎の弁当屋で働く元風俗嬢のちひろを中心に、彼女と出会ったことで変わっていく人々を描いたマンガ『ちひろさん』(作:安田弘之)は、2023年にNetflixで配信及び一部劇場にて公開されました。

 ちひろ(演:有村架純)の常識にとらわれず、自由に過ごす姿に興味を持ったごく普通の女子高生・瀬尾久仁子(通称:オカジ)は次第に友達との遊びを断ってちひろに会いに行きます。ちひろとの出会いを通じ、家族に嫌悪感を抱いていること、友人に素直な気持ちを打ち明けられないことに気づいたオカジは、少しずつ本当の自分をさらけ出すようになりました。

 原作ではメガネをかけてひとつ結びにしている地味な見た目のオカジですが、演じているのは大河ドラマや朝ドラにも出演する人気女優で、可憐な容姿も子役の頃より絶賛されている豊島花さんです。

 作品の公開後、安田先生が作中のシーンと同じ構図で主要キャラを描き下ろしていましたが、そのなかには道端でスマホを持つオカジのイラストもありました。イラストと比較すると、豊島花さん演じる実写作品のオカジは、どうしても華やかな雰囲気が隠しきれないことがうかがえるでしょう。

●『トクサツガガガ』の仲村叶(演:小芝風花)

 隠れ特撮オタクのOL・仲村叶(かの)が日常生活で陥ったピンチを切り抜けていく様子を描いた『トクサツガガガ』は、2019年にTVドラマ化されました。ドラマでは原作マンガにもたびたびあった「特撮シーンと現実シーンがシンクロする瞬間」が高いクオリティで再現されていたほか、キャストも「解釈違い」が少ないことから原作ファンからも好評を得ていました。

 そんな『トクサツガガガ』の主人公・叶を演じたのは、女優・小芝風花さんです。

 叶の録画した特撮を観るために同僚からの誘いを断ったり、推し活資金捻出のために弁当を自作するといった行動がかえって周囲を「モテる」「女子力が高い」と勘違いさせてしまっており、実態とイメージが乖離する事態を引き起こしています。「女死力たぎっている」ことを自覚している叶を、かわいらしいビジュアルも魅力の小芝さんが演じることもまたギャップになっていたのかもしれません。

【画像】え…っ? やっぱ華ありすぎ? これが「実写化作品で美人過ぎた」キャラたちです(7枚)

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