「アンパンマンが女体化」「ねこ娘の選択に涙…」アニメのバレンタイン回は神回が多い?
ホットチョコレートのように心がほっこりする回も!

●『銀魂』第204話B「カカオよりココロ」
コミカルな展開が目立つアニメのバレンタイン回ですが、普段から暴走してばかりのアニメ『銀魂』は、逆にまっとうな展開によって視聴者たちを驚かせました。それが第204話後編の「カカオよりココロ」です。
同エピソードでは、「バレンタインなんて茶番はやめるべきだ!!」と非モテをこじらせたような主張を行う坂田銀時と志村新八のふたりに、神楽がチョコレートを渡そうとします。しかし、いざ行動に移そうとするとテレてしまい、なかなかうまくいきません。そして、そのもどかしい姿を見た志村妙や猿飛あやめ、月詠たちは、神楽をサポートしようと奮闘するのでした。
『銀魂』らしくその後もすったもんだがありますが、ラストは神楽の気持ちがふたりにきちんと伝わって終わる……という、ほっこりとした締め方の回となっています。女性キャラクターたちのかわいらしさがギュッと詰まった「神回」といえるでしょう。
●『ゲゲゲの鬼太郎』(6期)第93話「まぼろしの汽車」
2018年から2020年にかけて放送された『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメ第6期は、「ねこ娘がかわいい」と評判を呼んだことで知られています。第93話「まぼろしの汽車」は、そのなかでも特にねこ娘のキュートな魅力が凝縮された話となっていました。
ねこ娘といえば鬼太郎にピュアな恋心を抱いていることでおなじみですが、決して恋人にはならない絶妙な関係でした。ですが同アニメではバレンタインの日、ねこ娘が鬼太郎を河原に呼び出し、チョコレートと共に「愛の言葉」を贈ります。そしてなんとふたりはそのまま結ばれることになるのでした。
ところがその後世界中で、人間や妖怪が吸血鬼になる謎の奇病が蔓延し、ねずみ小僧や鬼太郎も感染してしまいます。そこで生き残ったねこ娘は、時を遡る「まぼろしの汽車」に乗って過去に戻り、歴史を修正した結果、バレンタインの告白は、なかったことになってしまいました。
たった20分強の尺に、ねこ娘の甘酸っぱい告白、ゾンビ映画さながらのパンデミック・ホラー描写、タイムリープものの切なさがギュッと詰め込まれた回は、鬼太郎ファンでなくとも必見です。
バレンタインが楽しみという人も、とくに予定がないという人も、せっかくなのでアニメの「神回」を堪能してみてはいかがでしょうか。
(ハララ書房)


