『呪術廻戦』に影響も? 良い意味で「作画崩壊」だったアニメ3選
1話ごとに作画が違う? 令和に復活した名作も

●いろいろなラムちゃんを楽しめる『うる星やつら』(1981年版)
『うる星やつら』の魅力といえば、やはりヒロインであるラムちゃんのかわいさにあるでしょう。しかし1981年から放送された旧アニメ版のラムちゃんは、ときに目がつり上がっていたり、輪郭がぽっちゃりしていたりと、作画監督によってデザインが大きく異なっていました。もし今放送されていたら、「作画崩壊」と呼ばれるレベルかもしれません。
しかし違いが分かるアニメファンは、これを「誰のラムちゃんが好きか?」という話題で盛り上がれるほど自然に受け入れていたようです。顔つきは異なるものの、あくまでアニメーターの個性が反映されたものであり、それぞれ魅力的なラムちゃんだったことは間違いないからでしょう。
なかでも森山ゆうじさんと土器手司さんが作画監督を務めたラムちゃんが人気のようで、ネット上には「やっぱり森山ゆうじさんの目がきらきらしたラムちゃんが最強」「土器手司さんが描くラムちゃんはめちゃくちゃ美人で好き」といった声が多くあがっていました。
ちなみに森山さんはのちに、かの有名な劇場版『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』にて、山崎和夫さんと連名で作画監督を務めています。
自然で整った作画は多くの人に受け入れられますが、アニメーターの個性が爆発した作画や、視聴者にエネルギーが伝わってくる作画も負けず劣らず魅力的です。「これって作画崩壊?」と思うことがあっても、演出意図などに想いを馳せることで、もっとアニメを見るのが面白くなるかもしれません。
(ハララ書房)


