覚えてる? 柔道マンガ『YAWARA!』の結末 アニメ版とは「恋の行方」が違っていた
アニメ版はバルセロナからアトランタへ?

それに対し、1989年から1992年まで放送されたアニメ版では、原作よりも早く最終回を迎えたことから、単行本の25巻前半部分の内容で物語が終わっています。バルセロナ五輪への切符をかけた全日本選手権にて、柔はライバル「本阿弥さやか」と決勝で対戦することになりました。苦戦を強いられるも、一本背負いで勝利した柔は試合後、松田とふたりきりで話すシーンが描かれます。
そして、松田が「おれはずっと君のことが…初めて会った時から」と、柔への思いを伝えるはずが最後まで言うことができず、バルセロナ五輪で試合に向かう柔のシーンへと切り替わります。そんな彼女の心のなかには「いけ、柔さん!一本背負いだ!」という松田の声が響くのでした。
アニメ版の最終回は、原作が完結していないとはいえ少し中途半端な形で終わった印象がありました。ただ、ファンの間では、「柔だけじゃなくさやかや富士子などのライバルキャラが魅力的」「物語が途中なのは残念だけど登場人物の心理描写が細かく描かれていて感情移入しやすかった」など好評の声が多いようです。
ちなみに、アニメ版放送終了から4年後の1996年には、同年に開催されたアトランタ五輪に合わせ『YAWARA!Special ずっと君のことが…。』というスペシャルアニメが放送され、原作を一部改変のうえ、松田と柔の恋模様の結末までしっかりと描かれていました。
アニメ版『YAWARA!』は「hulu」などの動画配信サイトにて全話配信中なので、この機会に見返してみてはいかがでしょうか。
(LUIS FIELD)



