【声優・山本彩乃のゲーム日和(3)】『第五人格』誠実な医師・エミリーの過去には何が?
ゲーム大好き声優・山本彩乃さんが熱中し、みんなにおすすめしたいゲームについて熱く語ります。スマホゲーム『Identity V 第五人格』に登場するキャラクターたちは奥深い過去を持っていて……物語を解き明かすヒントにもなる背景推理のふたり目は、過去に意外な側面を見せていたと思われるキャラクターです。
『identity Ⅴ第五人格』の考察をしてみた! その2。
みなさまこんにちは。私事ですが、先日誕生日を迎えました。いくつになってもお祝いしてもらえるのは嬉しいことですねぇ。大好きなお肉を、おなかいっぱい食べました(笑) 好物に囲まれた誕生日、本当にハッピーでした!
さて、今回は『Identity V 第五人格』の背景推理についに触れていきますよ! 誰から考察すれば皆さんに分かりやすいか、かなり悩みました……がっ! 誰から始めてもお互いが絡み合っていて伝わりにくくなることから避けられない。それだけ奥が深いということなのですが、今回は医師「エミリー・ダイアー」にしようと思います。
話がわからなくなってもついてきてくださると嬉しいです。(以下ネタバレを含みますので、ご自分でプレイ中の人は気をつけてください!)
エミリーの姿を見て、まず見た目だけで疑問に思うこと、ありませんか? 可愛いお洋服ですよね? でもこれって、看護師さんの服だと私は感じたのですが、みなさんはどうですか? なぜ「医師」なのか……。
医師エミリーは聡明で誠実な性格をしています。ですが目の奥には野心を秘めていたそうです。「野心」ということですが、エミリーは実は過去にちゃんと医師の資格もとって、自分の貯金で開業医をしていました。
しかし、その時の名前はエミリーではなく「リディア・ジョーンズ」。なぜ名前を変えなくてはいけなくなってしまったのか……?
エミリーの診療所は患者数は少なかったものの、医学部では得られない経験を積んで満足していました。ですが、赤字続きで大変な思いもしていました。
そんなエミリーの診療所は、あることをきっかけに女性の患者さんが増えます。エミリーは診療所に駆け込んでくる悩める女性たちに「秘密の医療」を提供して赤字を脱したようです。
『Identity Ⅴ 第五人格』の舞台は、1900年代の欧州と推測されています。調べてみると、なるほど、そういう時代だったんだ、と勉強になりました。この「秘密の医療」ですが、施した翌朝には、エミリーが診療所の前に捨てた大量の黒いゴミ袋を、野良犬があさっていたとか……。
いったいどんな施術だったのか、ゴミ袋には何が入っていたのか、私には思い当たっていますが、そこはご想像にお任せします。