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『ナウシカ』『カリオストロ』… 最も印象的な“宮崎駿アニメ”を決めたい【アンケート実施】

「スタジオジブリ」作品といえば、宮崎駿監督というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか? 実は「スタジオジブリ」以前にも素晴らしい作品を世に輩出していました。この記事では「最も印象深い宮崎駿アニメ作品」についてアンケートを実施します。

最も印象的な作品はどれ?

映画『ルパン三世 カリオストロの城 』ビジュアル 原作:モンキー・パンチ (C)TMS
映画『ルパン三世 カリオストロの城 』ビジュアル 原作:モンキー・パンチ (C)TMS

 先日、マグミクス編集部では、ユーザー参加型のランキングサイト「みんなのランキング」の結果をもとに「最も人気の「ジブリ」作品、激戦を制した3作品」という記事を配信しました。

 ランキングの結果は1位が『千と千尋の神隠し』、2位が『天空の城ラピュタ』、3位が『魔女の宅急便』でした。そして、その記事のコメント欄では「宮崎駿監督の作品にしぼったら順位が変動しそう」という興味深い意見があがっています。

 では、実際に宮崎監督の作品にしぼった場合、どのような作品が上位になるのでしょうか? 今回は、宮崎監督が監督を務めた作品のなかで「最も印象深いアニメ作品」を決めるアンケートを実施します。

●映画『風の谷のナウシカ』

 まずは、「スタジオジブリ」設立のきっかけとなった『風の谷のナウシカ』です。「スタジオジブリ」公式ホームページやDVD『ジブリがいっぱいCOLLECTION』のラインナップに含まれていますが、『ナウシカ』の正確な制作元は「スタジオジブリ」の前身であるアニメ制作会社「トップクラフト」でした。

 1984年に公開された作品ですが、2~3年に一度は「金曜ロードショー」で放送されるほど広く愛され続けています。未来の荒廃した世界が舞台でありながら子供心をくすぐる、夢いっぱいの冒険が年代関係なしに心に響いているのでしょう。

●映画『ルパン三世 カリオストロの城』

 続いて宮崎監督にとって初となる、劇場版の監督を務めた映画『ルパン三世 カリオストロの城』です。『ルパン三世』シリーズの劇場版としては2作目にあたる作品で、劇場公開時の評判はそれほどでしたが、TV放送などによってじわじわと人気を伸ばし続けました。

 金銀財宝のために泥棒を働くのではなく、少女「クラリス」を守るために泥棒をする、なんともロマンチックな物語です。また印象的なセリフが多く、なかでも銭形警部の「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」というセリフは、映画公開時に生まれていなかった20代でも一度は耳にしたことがあるほど有名です。

●TVアニメ『未来少年コナン』

 最後は、1978年に放送され、宮崎監督が監督デビューを果たした、TVアニメ『未来少年コナン』です。

 最終戦争後の荒廃した世界を舞台に「のこされ島」で生まれ育った少年「コナン」が、砂浜に打ち上げられていた少女「ラナ」と出会います。その後、彼女を追う組織、科学都市「インダストリア」からラナを救うため、そして自らの仲間を見つけるためにコナンが島から旅立つ物語です。

 放送は約50年前にもかかわらず、2024年には加藤清史郎さんが「コナン」役を務める舞台『未来少年コナン』が上演されるなど、今もなお根強い人気を誇っています。作品のテーマは「地殻変動」や「環境変化」と壮大ですが、それをふたりの少年少女に落とし込む巧みな技と、兵器にも打ち勝つふたりの純粋な心に胸打たれる作品です。

●良作ばかりの宮崎駿監督作品

 宮崎監督が監督を務めた作品のなかで、あなたが考える「最も印象深いアニメ作品」は何ですか? ぜひ好きな作品への投票をお願いいたします。

※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施します。特定の作品に対して、優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。

(マグミクス編集部)

【画像】お腹が「ぐー」 こちらは『カリオストロの城』を観ると食べたくなる肉まみれのミートボールスパゲティです

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