香の「死」に拒絶反応? 『シティーハンター』のパラレル続編を受け入れられなかったファン
マグミクスが先日配信した「『リョウと香は結婚したの?』『シティーハンター』の『実は知らない』最終回」という記事について、読者から多くの反響の声が届きました。
形式にとらわれない「パートナー」像に好感

マグミクスが先日配信した「『リョウと香は結婚したの?』『シティーハンター』の『実は知らない』最終回」という記事に、多くのコメントが集まりました。連載開始から40周年を迎えた本作の最終回について、特にリョウと香の関係性に注目が集まっています。
元となる記事では、『シティーハンター』の原作マンガとアニメ版の最終回をそれぞれ紹介しました。
原作マンガの最終回で、リョウが「おれは何がなんでも愛する者のために生きのびるし 何がなんでも愛する者を守りぬく!!」と宣言し香を救出する場面が描かれていました。その後は変わらぬ日常生活を送る様子が描かれますが、「結婚」という形での関係性は明示されていません。
一方、TVアニメシリーズ『シティーハンター’91』では、別内容の最終回となり、リョウと香の関係性の進展については特に描かれませんでした。
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読者からの反応で特に目立ったのは、「結婚」という形式にとらわれない、永遠のパートナーとしての関係性を好意的に受け止める声です。「リョウは戸籍がない。だから結婚のしようがない」といったコメントは、リョウの特殊な立場を理解したうえで、形式にとらわれない絆の強さを評価しているようです。
もうひとつ注目されていたのが、『エンジェルハート』における香の死という展開への反応です。「『エンジェルハート』が出た時には本当に腹が立った。マンガの最終回があまりにも良かったから」「香が亡くなるというのに耐えられず、『エンジェルハート』は読まなくなった」など、香の死という設定を受け入れられないという声が多数見られました。
『エンジェルハート』の位置付けについて、「続編」「パラレルワールド」とそれぞれ認識が違うことがうかがえるコメントがあるなか、「最初は続編として連載開始したけど、香が亡くなったことで読者の拒否反応がすごくて、パラレルワールドと趣を変えた」という解説コメントも見られました。
その他、「アニメのレギュラー声優陣の皆さんがご健在のうちに、海原との決着エピソードを描いてほしい」という意見や、「実質的に打ち切りだったけど『俺たちの日々はこれからも続く!』形で終わらせたおかげで、存在は永遠になった」などのコメントもありました。
(マグミクス編集部)