まさかの「作画ミス」で話題になったアニメ 「さっきと違う人が戻ってきた」
アニメにおいて作画は作品の魅力を左右する重要なポイントで、多くの視聴者が注目しているでしょう。しかし、なかには作画が大幅に崩れる「作画崩壊」やミスが発生して、話題になった作品もありました。
最初はクオリティーが高かったのに

毎年多くの作品が制作されるアニメでは、ストーリーはもちろんのこと、作画のレベルも話題になる要素のひとつです。一方、なかには作画が「崩壊」したり、まさかのミスがあったりしたことで、注目を浴びた作品もありました。
たとえば、2期まで放送された『五等分の花嫁』(原作:春場ねぎ)があげられるでしょう。本作は、貧乏な男子高校生「上杉風太郎」が、同級生で五つ子のヒロインたちの家庭教師を務めるラブコメディー作品で、第1期は手塚プロダクション、第2期はバイブリーアニメーションスタジオが制作しました。
作画の問題が話題になったのは第1期です。パースが狂っていたり、細部がおろそかになっていたりする回もあり、特に第3話ではヒロインが使用していたタオルの色が不自然に変化するミスも発生しています。
人気が高い作品だけに、視聴者からは「ストーリーやキャラは良いのに作画が残念」「『二乃(次女)』の目が離れすぎててちょっと怖かった」といった声が出ていました。なお、2期からは作画のクオリティーが上がり、1期のようなことは起きていません。
また、ふたりの主人公「木野ひまり」と「朝凪依」を中心に、女性同士の恋模様が描かれた『ささやくように恋を唄う』(原作:竹嶋えく)も、作画崩壊が起きています。アニメーション制作を務めたのは、横浜アニメーションラボとクラウドハーツです。
第1話と第2話の作画のクオリティーは高かったものの、第3話から質が落ちていき、顔のバランスが崩れたり背景がおろそかになったりしました。そして、第7話ではライブシーンで、マイクスタンドやドラムが消えたり現れたりするミスも現れてしまいます。
第11話と第12話の放送延期もされ、放送までにクラウドハーツのサイトが閲覧できなくなります。その後、放送された第11話と第12話のクレジットでは、クラウドハーツの名前が消えていました。ほかにも、本作はアニメのBlu-rayの販売中止や舞台版のBlu-rayとDVDの販売中止など、さまざまなアクシデントが起きています。
『ささやくように恋を唄う』には、「原作の絵がきれいだからこそ全力作画の『ささ恋』が観たかった。リメイクしてくれないかな」「不遇すぎて本当につらい。別の制作会社で再アニメ化してほしい」など、原作の人気や序盤のクオリティーの高さゆえに再度のアニメ制作を望む声が絶えません。
そのほか、2020年に放送された『ド級編隊エグゼロス』(原作:きただりょうま)も、作画の問題が起きています。本作は謎の侵略者「キセイ蟲」と、キセイ蟲から地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の活躍を描いた作品で、アニメーション制作はproject No.9です。コメディータッチながらお色気要素も多い内容で、アニメ化されたこと自体に驚きの声も出ていました。
アニメは序盤の作画は安定していたものの、だんだんと顔のバランスが崩れはじめ、ヒロインたちのかわいい表情に違和感を覚える回もあります。第11話では、とある事情からオコジョを追いかけていた主人公「炎城烈人」が画面左端に消えると、なぜか別のヒロインになって戻ってくるという、まさかの間違いも起きていました。
このほかにもさまざまなミスが目立ち、視聴者からは「最終話でしゃべってるキャラと別のキャラの口が動いてたのは笑った」などの声があがりましたが、攻めた内容のアニメとして人気を博しています。
(LUIS FIELD)
