『ウルトラセブン』アンヌ隊員の「その後」に賛否? 「再開」喜ぶ声と「別れの美学」
『ウルトラセブン』アンヌ隊員とダンのその後を描いた作品について、「再会が嬉しい」という声がある一方、「最終回での別れの美しさを保ちたい」という意見がファンから寄せられました。
アンヌ隊員の根強い人気が浮き彫りに

マグミクスが配信した「『ウルトラセブン』アンヌ隊員の知られざる『その後』 ダンと結婚していた?」という記事に、多くの反響が寄せられています。リアルタイム世代の読者にとって、アンヌ隊員が特別な存在であることが浮き彫りになりました。
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元記事では、『ウルトラセブン』本編後のアンヌ隊員の足跡について、後の「ウルトラ」シリーズ作品を参照しながら考察しました。『平成ウルトラセブン』では息子の名を「ダン」と名付けていたことや、その他パラレルワールドではダンと結婚していたことなど、さまざまな設定を紹介しました。
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アンヌ隊員の「その後」について、読者からは『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でダンとアンヌが夫婦になっている設定を「嬉しかった」と表明するコメントが寄せれました。さらに記事中では言及のなかった『ULTRASEVEN X』について、終盤ダンとアンヌが再会するシーンにも言及しつつ、喜びを語る読者もいました。
一方、「思い出は美しいままで胸に残っている」として、『ウルトラセブン』最終回での別れの美しさをそのまま大切にしたいとする読者にも、共感が集まっていました。
注目されたのは、還暦を迎えた男性読者から寄せられた「アンヌ隊員は私にとって初恋の女性」という投稿です。「始めて意識したきれいなお姉さん」としてアンヌを記憶に留めているようです。これには多くのファンから「私も」と共感が寄せられており、同様の感情を抱く同世代が多いことを示唆しています。
アンヌ隊員の「その後」については、賛否が分かれるものの、総じて読者は『ウルトラセブン』は他の「ウルトラ」シリーズとは一線を画す作品として評価しているようでした。社会問題や時代背景を反映させながらも、ダンとアンヌのロマンスを織り交ぜた構成が、リアルタイム世代の心にも深く刻まれているようです。
(マグミクス編集部)