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キュウとメグが親密に? 『探偵学園Q』原作とドラマの変更点 大幅改変も高評価が続く

2007年に放送されたドラマ『探偵学園Q』は、今は一躍有名になった俳優たちの初々しかったころの演技が見られる青春ミステリードラマです。その物語は時代性もあってか、原作から大きく改変されたものでした。

ドラマと原作のどっちがお好み?

実写ドラマ版『探偵学園Q』バナー画像 原作/天樹征丸・さとうふみや『探偵学園Q』(講談社『少年マガジンKC』所載) (C)NTV
実写ドラマ版『探偵学園Q』バナー画像 原作/天樹征丸・さとうふみや『探偵学園Q』(講談社『少年マガジンKC』所載) (C)NTV

 2001年から2005年まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された推理マンガ『探偵学園Q』(原作:天樹征丸、作画:さとうふみや)は、「金田一少年の事件簿」シリーズと同じコンビが手がけた作品です。同作は将来の探偵候補を育成するための「探偵学園」を舞台に、学園の仲間たちとともにさまざまな事件を解決する様子が描かれます。

 ドラマ版は2006年のスペシャルドラマを経て、2007年に連続ドラマとして日本テレビ系で毎週火曜日22時より放送されました。犯人やトリックなど原作と共通する面もありますが、ストーリーやキャラクターの性格など大幅に変更された点も少なくありません。では、どのような点が異なったのでしょうか?

 ドラマ版のキャストを見ると、物語の中心になる「Qクラス」のメンバーでは主人公の「連城究(キュウ)」に神木隆之介さん、ヒロインの「美南恵(メグ)」役に志田未来さん、クールな天才「天草流(リュウ)」に山田涼介さんといった、のちの人気俳優たちがそろい踏みでした。それだけでなく学園長「団守彦」を陣内孝則さん、Qクラス最年長のおとぼけキャラ「遠山金太郎」を要潤さんなど豪華キャストが並んでいます。

 意外なところでは連続ドラマのオリジナルキャラクター「猫田刑事」として、シンガーソングライターで一躍有名になった星野源さんが出演していました。

 では、原作とドラマを比較してみると、例えばキュウたちと対立する犯罪組織「冥王星」の幹部「ケルベロス(演:鈴木一真)」の性格が変更されています。ケルベロスは、原作では冷静沈着で思慮深い人物として描かれていました。しかし、ドラマ版の彼は最終回で「七海光太郎(演:山本太郎)」に殴られて歯が折れ、捨て台詞を残して逃げ去るという情けない場面が目立つ小悪党です。

 また、同じく冥王星の首領「キング・ハデス」こと「黒王星彦(演:若松武史)」は、原作では死んだと思われていたリュウの父を幽閉した状態で生かしていました。最後は自らが祖父を名乗って育てたリュウと和解し、燃え広がる館のなかで炎とともに消えていきます。一方、実写版でリュウの父を殺していたキング・ハデスは団との一騎打ちの果てに服毒し、周囲と決別したまま孤独に命を失いました。

 ほかにも原作では、最後に思いを打ち明けたメグとキュウが親密になり、手をつなぐ場面があります。しかし、ドラマではお参りの帰り道でメグがキュウとリュウの間に挟まり、ふたりと腕を組んだところ、ほかのQクラスメンバーからからかわれるシーンで終わっています。メグがハッキリと恋心を伝える描写がないために、その後の恋模様については分かりませんでした。

 改変が多いながらも、実写版を見返した視聴者からは「大活躍する俳優の幼い頃を知れて満足」などの感想もあがっています。同作はHuluで配信されているので、まだ初々しい俳優たちの演技をチェックしてみてはいかがでしょうか。

(LUIS FIELD)

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