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作者が「酷い」「描き直したい」と後悔? 見比べて驚く、大ヒットマンガの衝撃的な絵柄変化3選

長期にわたって続くマンガを読んでいると、途中から絵のタッチや絵柄が変化することも珍しくありません。なかには、連載初期と比べてキャラクターデザインが大きく変わっている例もあります。読者の間でもその変化に気付く人は多く、「この時期の絵が一番好き」といった声があがることもありました。

30年越しに表紙のリメイクも?

往年のボクシングマンガとして現在も人気を誇っている『はじめの一歩』コミック第1巻 著:森川ジョージ(講談社)
往年のボクシングマンガとして現在も人気を誇っている『はじめの一歩』コミック第1巻 著:森川ジョージ(講談社)

 マンガのなかには、連載を重ねることで作画が大きく進化する作品もあります。特に連載初期と比べるとキャラクターの印象が大きく変わることも少なくありません。なかには、原作者自身が過去の表紙を描き直し、画力の成長を実感できる作品もありました。では、どのような作品がファンの間で「絵柄が変わった」といわれているのでしょうか。

●『烈火の炎』

「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載されたマンガ『烈火の炎』(作:安西信行)は、火を操る力を持つ高校生「花菱烈火」が、ヒロイン「佐古下柳」を守るために敵と戦うバトルファンタジー作品です。

 本作は戦闘シーンが魅力ですが、連載初期の絵柄はシンプルで平面的でした。しかし物語が進むにつれてキャラクターの目が大きくなり、顔立ちや体のバランスが取れ、より立体感のあるビジュアルへと進化しました。

 読者の間でも絵柄の変化についてたびたび話題になっており、「話が進むにつれて、どんどん絵柄が綺麗になる」「線が細かくなって初期と迫力が全然違う」「烈火がイケメン化してる」といった声が見受けられます。物語後半の盛り上がりとリンクするように、進化した画力が作品全体の魅力をさらに引き上げる結果となりました。

 また、原作者の安西先生も、自身のX(旧:Twitter)にて「『烈火』初期は本当酷いのでそこを乗り越えて見て下さい!」と、自ら初期の作画にコメントしていました。

●『魔法陣グルグル』

「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)にて連載され、現在続編『魔法陣グルグル2』が「ガンガンONLINE」にて連載中のマンガ『魔法陣グルグル』(作:衛藤ヒロユキ)は、勇者に仕立て上げられた少年「ニケ」と、不思議な魔法を使う少女「ククリ」の冒険の旅を描いたRPG風のギャグファンタジーです。

 連載初期は、シンプルで丸みのあるかわいらしい絵柄が特徴でしたが、連載が進むにつれて線が洗練され、キャラクターの表情の描写にも繊細さが加わっていきます。さらに続編『魔法陣グルグル2』では、キャラデザインがさらにスタイリッシュに刷新され、現代的で柔らかな印象の絵柄へと進化しました。

 読者からは「タッチが変わっていて、中盤あたりのククリがかわいくて好き」「絵柄がコロコロ変化していくのもこの作品の大きな楽しみ」といった声があがっています。特に第1巻と最終第16巻の表紙を比較すると、ククリの絵柄は顕著に変化していることが分かるでしょう。

●『はじめの一歩』

 いじめられっ子の高校生「幕之内一歩」がプロボクサーとして成長する姿を描いたマンガ『はじめの一歩』(作:森川ジョージ)は、1989年から「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載中の長寿作品です。

 本作の連載初期はややデフォルメ調で丸みのある絵柄が特徴的でしたが、物語が進むにつれてキャラの顔の輪郭がよりリアルに描かれるようになりました。特にボクシングシーンでは、筋肉の質感や動きの画力が向上し、試合の迫力も増しています。

 ファンからも「絵柄が変わっていってどんどん洗練されていくのすごい」「一歩が徐々に凛々しくなっていく姿がボクシングの成長過程を表しているようで良い」といった声が寄せられました。

 ちなみに、森川先生は「いつか描き直したいと思っていた」という第1巻の表紙を、単行本累計1億部を突破した第138巻の発売を機に描き直しており、かつて拳を逆に描いてしまった作画ミスを修正しています。ミスの訂正だけでなく、顔つきやデッサンなど、連載を重ねて成長した画力も反映された1枚です。

(LUIS FIELD)

【画像】進化、すげー! こちらが『はじめの一歩』森川先生が「描き直したい」と語った表紙のリメイク版です(6枚)

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