『鬼滅』映画後、狛治と恋雪はどうなった? 公式情報の“回答”に「泣ける」「究極の愛」
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』で中心的キャラクターとして描かれた上弦の鬼「猗窩座」。公式ファンブックに収録された描き下ろしマンガが改めて注目されており、ファンから歓喜の声が続出しているようです。
地獄の住人となった猗窩座、その傍らには?

※この記事は、現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の結末に触れています。ネタバレにご注意ください。
現在大ヒット上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、タイトルの通り、上弦の鬼「猗窩座」との戦いを中心に描いています。なぜ猗窩座は鬼となり、あそこまで強さに執着するようになったのか。その悲しき経緯が明かされたとき、多くの人が涙を流したのではないでしょうか?
もともと猗窩座は「狛治」という名の少年で、病弱な父親の薬代を稼ぐために盗みを繰り返していました。しかし父親が「人様から金品を奪ってまで生き永らえたくはない」と自ら命を絶ったことで天涯孤独となり、やがて「素流」という武術の道場を営む「慶蔵」と、娘の「恋雪」と出会います。
それからは病弱な恋雪を看病しながら鍛錬に励む日々を送り、のちにふたりは夫婦となりました。狛治は「俺は誰よりも強くなって、一生あなたを守ります」と恋雪に誓うものの、その幸せは突然奪われてしまうのです。
彼らに待ち受けていた悲劇は、あえて割愛しますが、狛治もとい猗窩座は、最終的に人間だった頃の記憶を取り戻します。そして愛する者たちに迎えられ、最期は恋雪に抱かれながら消えていきました。
とはいえ鬼となって殺戮を繰り返した狛治と違い、恋雪は何の罪も犯していません。本来なら天国へ行くべき存在であり、狛治は彼女と同じ場所には行けないはずです。では、ようやく再会したふたりはその後どうなったのでしょうか? やはりあの世で離れ離れになってしまったのでしょうか?
実はその答えは、『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』(集英社)の特別描き下ろしマンガ「突撃!! 地獄の鬼取材~三途の川を越えて~」で示されています。本作は「鬼殺隊」の事後処理部隊「隠(かくし)」に所属する「後藤」が、地獄へ落ちた鬼たちに「各呼吸の斬られ心地」をインタビューしていくという内容です。
インタビューに応えるさまざまな鬼たちのなかには狛治の姿もあり、その傍らにはコマの端に見切れる形で、恋雪と思しき女性の姿も描かれています。つまり恋雪は父親である慶蔵がいるはずの天国ではなく、狛治とともに地獄へ行く道を選んだのです。
生前は病弱だった恋雪ですが、鬼となった狛治を見捨てることなく、地獄までついてきた彼女は、誰よりも心の強い女性でした。この描き下ろしマンガは改めてファンの間で注目されており、ネット上にも「恋雪ちゃんだけはあのまま狛治さんと一緒に地獄についていってるのが泣ける」「恋雪の愛はすごい」「これぞ究極の愛……」といった声が数多くあがっていました。
ちなみにアニメ『鬼滅の刃』の公式スピンオフ『中高一貫!! キメツ学園物語』では、狛治と恋雪は学生結婚しており、ふたりの幸せそうな姿を見ることができます。本編のふたりがあまりにも悲惨な末路を辿っただけに、こうしたところで「救い」があるのはうれしいですね。
(ハララ書房)