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新作『仮面の忍者 赤影』ファンは「期待と不安」 特撮版へのリスペクトも、気になる変更点

特撮版の名ナレーションが聞けない? 気になる「時間軸」変更

1967年の特撮版『赤影』で、「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だったころ」のナレーションが印象に残る人は多い? 画像は「仮面の忍者 赤影 第一部 金目教篇」DVD(東映)
1967年の特撮版『赤影』で、「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だったころ」のナレーションが印象に残る人は多い? 画像は「仮面の忍者 赤影 第一部 金目教篇」DVD(東映)

 今回の『赤影』の敵である「金目教」は、特撮版のファンにはおなじみです。『赤影』リメイクの際にだいたい、敵として現れる定番の集団でした。その先兵たる「霞谷七人衆」は特撮版とほぼ同じ陣容のようです。

 一方の味方側となる「赤影」の仲間の「青影」と「白影」ですが、配置は一緒でも、関係性はだいぶ違うようです。もっとも、この青影は、リメイクでもっともポジションが変わりやすい役です。一部のファンには周知の事実でしょう。

「月曜ドラマランド版」では中年忍者として高田純次さんをキャスティングしたり、リメイクマンガ版では女形として訓練されたりなど、青影はさまざまなアレンジがされていました。そういう点では特撮版に近かったのは、アニメ版くらいでしょうか。担当声優は野沢雅子さんでした。

 もっとも、映像ではファンなら誰しも真似した「だいじょ~ぶ」のポーズがありますから、リスペクトは忘れていないようです。青影がどう変わったか、実際の放送を観て判断したいところです。

 味方側の変化といえば、今回のドラマ版が初登場となる石田三成、福島正則、加藤清正という実在の人物にも注目でしょう。このほか、織田信長や羽柴秀吉といった戦国時代の重要人物も登場します。

 ちなみに、筆者はここで違和感をおぼえました。それは、今回の『赤影』の時代が、おなじみのナレーションとなる「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だったころ」でない点です。ここを意図的に変えたと考えると、重要な伏線になるのかもしれません。

 さらに制作発表時にあった「大スケール怪獣バトル」という部分にも注目しました。現状、発表されている怪獣は「千年蟇(せんねんがま)」だけですが、金目教のラスボスといえば「金目像」です。まだ発表されていない金目像のデザインに注目する人も少なくありません。もちろんリメイク作品ですから、思わぬサプライズの怪獣が現れてもよいと個人的に思います。

 はたして令和の『赤影』はどんな作品になるのか? ……放送開始の時間まで、楽しみに待ちたいと思います。

(加々美利治)

【画像】「えっ、裸?」「大きくなった」これが元祖『仮面の忍者 赤影』青影、白影キャストの「その後」の姿です (4枚)

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