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【漫画】社内で感じる妙な視線 同僚に「あれ何?」と聞いたら、結果が「怖すぎ」

派遣社員として働く作者。なるべく早く出勤して好きな席を確保するようにしていましたが、別の人が座っていることがあって……。また社内でずっと誰かの視線を感じると思ったら? Instagramで公開されたマンガが、「この日常マンガがもっと見たい!」と話題に。作者のむろんさんにお話を聞きました。

会社での「悩み」と「恐怖体験」がすごい!

マンガ「むろんの日常まんが こんなことがありまして」のカット(むろんさん提供)
マンガ「むろんの日常まんが こんなことがありまして」のカット(むろんさん提供)

 作者の日常で起きたふたつの出来事について描いたマンガ「むろんの日常まんが こんなことがありまして」が、Instagramで2話合計2100以上のいいねを集めて話題となっています。

 派遣社員の席は決まっていないため、毎朝早めに出勤して好きな場所を確保したい作者。しかし……。読者からは、「席の件、とても共感です」「お面の話が怖すぎる!」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「むろんのブログ」などでマンガを発表している、漫画家のむろんさんです。むろんさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーこのあと、最終的にどの席に座ったのでしょうか?

 グルグルと回って、結局正社員くんの前に座りました。最初から大人しく正社員くんの目の前に座れば良かったのに、さらに変な目で見られてしまいました(笑)。

ーー自由に席を選ぶよりも、あらかじめ固定で席が決まっている方が良かったですか?

 ただでさえ気疲れしやすい私なので、席は固定で決まっていてほしかったです。

ーーガラスケースに飾られたお面を見てから、何か異変はありましたか?

「霊感」という言葉にするまでではありませんが、昔から何か気配を感じる体質でした。そのお面は、なぜかどこへ席を移動しても私を見ているように感じてしまう、とても不思議なお面でした。寒気はずっとあり、クーラーのせいだったのか、お面のせいなのかは分からなかったです。

ーーその後、ガラスケースに飾られたお面について、何か分かりましたか?

 課長に「あのお面、怖くないですか?」と聞いたところ、「ああ、気付いた?」「気付いた人の枕もとに立つらしいよ」と笑いながら脅されましたが、本気で怖かったです。それ以上深く聞くのも怖くて、詳細は分からないままです。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

 InstagramのDMや作品のコメント欄に、フォロワーさんからたくさんの感想をいただきました。派遣の席については「共感です!」「その気持ち、とても分かります!」、お面の件については「お面のビジュアルが怖すぎる!」「なんとなく読み進めただけなのに本気で怖かった」など。読者様の反応が良く、ホラーマンガを描く楽しさに今作で気付いてしまいました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?

 幼い頃から絵を描くことが好きで、漫画家を志望し、中学3年まで自信満々に「自分は漫画家になる!」と本気で意気込んでいました。受験勉強もそっちのけで気付けばノートの端に絵を描いていました。もちろん現実はそう甘くなく……。特にその当時「マンガを描く、墨汁を使うGペン」がとても苦手で、「なんで漫画家は普通のペンで描いてはいけないのかなあ」と不満に思っていました。

 それがタブレットで描ける時代になり、月刊マンガ誌へ投稿しなくてもInstagramやブログでたくさんの方に見てもらえる時代になり。プロのようにキレイな絵が描けなくても、ストーリーの構成がある程度できて、読者へ届けられて。また、読者が面白いと感じ、自分のマンガを読み続けてくれる環境が整っていて。「いい時代に生まれた」ことに幸せを感じています。

 現在、Instagramで「旦那のSNSで妻の私は死んでました。」というマンガを連載しています。私自身どのような最終回になるかは分からないですが、うちのアホな主人を面白がってくれたらうれしいです。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 自分のそのときの感情やゾクゾクした体験をマンガにして、読者の皆さんに楽しんでもらえたらと思い、描きました。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

 最近「むろんのブログ」を立ち上げてマンガを更新中です。良かったら見てもらえたらうれしいです。ほかにも読み切りや、日常で起きたことを描いていきたいと思っていますので、ぜひご覧下さい。また、この場をお借りしてお願いです。在宅で絵を描いて暮らしていくことが夢です。今後、気軽に絵のお仕事をいただけたらうれしいです。企業の皆様、ご依頼をお待ちしております。

(マグミクス編集部)

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