『ロミオの青い空』25年経っても心に残る3人のヒロイン…「強さと素直さ」が胸をうつ
しっかり前を見て強く生きる…ヒロインたちの共通点

3人目は、アルフレドの妹ビアンカです。アルフレドはビアンカと長い間離れ離れになっていました。ビアンカはロミオたちの尽力があってアルフレドと再会し、その後ロミオたちの仲間になるのです。
ビアンカはアルフレドに似て優しい心を持ち、、ロミオとは友達や兄妹のように接していました。アルフレドのことが大好きで、心から尊敬しています。最初はロミオとばかり会話するアルフレドに嫉妬したりしていましたが、ロミオと一緒にいるうちに、ロミオが素晴らしい人だということがわかっていきました。
またロミオも、言いたいことはしっかり言うビアンカに影響を受けて変わっていくという側面もありました。アルフレドが亡くなったあと、お互いを支え合うようになったロミオとビアンカは、やがてそれぞれの「夢」を見つけて歩み始めるようになります。
『ロミオの青い空』は男の子たちが中心となって物語を動かしていく作品ではありますが、3人のヒロインがしっかり描かれ、視聴者の心に印象を残している点も、この作品が愛される要素のひとつではないかと思います。しかも、男の子はみな自然に女の子には優しくするという描かれ方で、友達として対等に向き合うような関係でした。
3人のヒロインは性格も、これまで生きてきた人生も全く違いますが、それぞれ違った素直さ、純粋さ、そして芯の強さを持っています。放送から25年経った今でも、3人がそれぞれ幸せでいてほしいと思わせてくれる、印象強いキャラクターでした。
(櫻野優里亜)


