インパクト抜群な髪色をしたキャラクター4選 再現不可能なヘアスタイルも!
赤色や金色など、個性的な“髪色”をしたアニメキャラクターを見たことがある方は多いと思います。そしてインパクト抜群な髪色・髪型をしている主人公やヒロインに多くの人気が集まっていることも事実。印象的な髪色・髪型をしているキャラクターを、その魅力とあわせてご紹介します。
“桜餅”の髪色や、“ネギ”のようなヘアスタイルも

アニメやマンガには、数多くの一風変わった髪色や髪型をしたキャラクターが登場します。印象的でインパクト抜群なキャラたちにファンが多いのも事実。そこで、この記事では、そんな“髪色が印象的なキャラクター”たちを、魅力とあわせて4人ご紹介します。
●『鬼滅の刃』恋柱・甘露寺蜜璃
『鬼滅の刃』に登場する恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)は、「恋の呼吸」の使い手であり、鬼殺隊でもっとも位の高い「柱」のひとりです。
全体はピンク、毛先が緑色という変わった髪色をしています。コミック第6巻に収録されているおまけページ「大正コソコソ話」によると、大好物の桜餅を食べすぎて、髪の毛の色が桜餅のように変わったと明かされています。
ちなみに、『鬼滅の刃 外伝』(マンガ:平野稜二)では、甘露寺がこの髪色のせいで奇異の目で見られ、コンプレックスを抱えていたことが描かれています。そのコンプレックスを払拭したのが“煉獄さん”こと煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)です。
煉獄は自分の髪色を不思議がる子供に対し、「うちは代々こうだ! きっとご先祖様が海老天を食べすぎたからだろう!」と、笑い飛ばします。その明るさに救われ、甘露寺も最後は自分の髪色を“チャームポイント”と思えるようになりました。
●『Dr.STONE』石神千空
続いては、謎の石化現象から目覚めた高校生たちが、科学の力で元の世界を取り戻そうとする“クラフトアドベンチャーアニメ”『Dr.STONE』の主人公・石神千空 (いしがみ・せんくう)です。
千空は根元から毛先にかけて、白っぽい銀色から緑のグラデーションになった逆立った、まさに“ネギ”のようなヘアスタイルをしています。しかし、天才的な頭脳の持ち主で科学を駆使して様々な難関に立ち向かう姿を見ると、“千空風”に言えば「かっこよさ100億万点」です。
また、父・石神百夜も、血縁上のつながりはないということですが、白っぽい銀色から黒のグラデーションという似たビジュアルで描かれているため、説明のできない不思議な絆があるようです。
●『BLEACH』黒崎一護
全世界シリーズ累計発行部数1億2000万部を突破する大ヒットコミック『BLEACH』の主人公・黒崎一護(くろさき・いちご)。
インパクトあるオレンジ色の髪色をしており、無愛想な態度から一見不良のように思われてしまうのですが、実は地毛。作中、何度も不良たちから絡まれてしまうのが印象的です。
実写映画化された際、一護役を演じた俳優・福士蒼汰さんは、“トレードマーク”であるオレンジ色の髪型を再現するため、そして“地毛感”を損なわないよう何度も打ち合わせを重ねて、こだわったと明かしています。
●『遊☆戯☆王』武藤遊戯

最後は、アニメ界のなかでもかなり変わった髪色&髪型を持つ『遊☆戯☆王』の主人公・武藤遊戯(むとう・ゆうぎ)です。
前方がピカピカのゴールド、後方が赤と黒という複雑な“ヘアスタイル”のキャラクター。現実に再現しようと思ってもどんな構造になっているのか分からない上、ボリューム感もとてつもなく、不可能な気がします……。
闇の人格“闇遊戯 ”が現れるとさらに髪型が変化するため、今でも印象に残っている方は少なくないのではないでしょうか。
* * *
以上、4作品のキャラクターをピックアップしました。皆さんの心に残っている“髪色が印象的なキャラクター”は誰ですか?
(中島憲太郎)
