『鬼滅の刃』今後のアニメ化“妄想”で鳥肌が立つシーン4選「頑張れufotable頑張れ」
「上弦の壱」との死闘は…? アニメ化に早くも期待してしまう
●「黒死牟戦」…月の呼吸のエフェクトはどうなる?
物語の終盤、上弦の鬼のなかでも最強の鬼・黒死牟(こくしぼう)とのバトルも、アニメ版でどうなるのか注目されます。黒死牟は鬼でありながら、鬼殺隊の剣士と同様に「呼吸」を使うことができるという怪物です。そして黒死牟が独自に編み出したのが「月の呼吸」。一振りの斬撃の周りに無数の三日月がエフェクトとして出現し、この三日月にも当たり判定があるという厄介な技です。
作中ではこの月のエフェクトについて「常に長さ大きさが変化する」と説明されています。個人的には、さらにくるくる回転しているというイメージなのですが、実際どうなのでしょうか? もし長さ・大きさがランダムに変化しながら回転しているとすると、アニメーターの労力が凄まじいことになりそうですし……とにかく動きもスゴそうです。
また、さらに注目したいのが技の「色」。カラーページを見たところ、「陸ノ型」までは斬撃自体が赤っぽい色、月のエフェクトが黄色となっていますが、「漆ノ型」からは斬撃が紫、月のエフェクトは青になっています。アニメ版では、この色の変化による「ヤバそう」感も、より一層強く感じられるのではないでしょうか。
●番外「柱稽古編」…炭焼きの息子・炭治郎が作るおにぎりの飯テロ
刀鍛冶の里での戦いが終わったあとは、鬼舞辻無惨との決戦に備え「柱稽古」が行われます。厳しい稽古の様子が描かれていましたが、そのなかで和む一幕といえば、炭治郎によるおにぎり作りでしょう。
伊之助は「もひっ」と声を上げてほおばり、隊士たちも「めっちゃ米炊くの上手くない?」「うめー」と絶賛します。炭治郎はドヤ顔で「俺、炭焼き小屋の息子なんで!」と言っていましたが、たしかに説得力があり、おなかが空いてきます……。放送時間がいつになるかわかりませんが、アニメ版で不意に訪れるであろう飯テロにも注目です。
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まだまだ先のことを考えてしまいましたが、ufotableがクオリティを保ったまま、ラストまでアニメ化してくれることを祈るばかりです。黒死牟戦のアニメ化はもう何年先になるのか分かりませんが……いつか見られる日を期待して待ちましょう。
(古永家啓輔)